さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

移民受け入れ法案 衆院通過

2018-11-30 | 社会・経済



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こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です


前回、この度の移民受け入れ政策に関しての基礎的な知識を共に学びましょう、と申し上げていたのですが、忙しさにかまけ更新をサボってましたら法案が衆院通過しちゃいました


ってことで、基礎的知識とかってことを取り立ててやるのはやめにします

小平次の思うところを綴りながら、時折豆知識的にご一緒に学んで行きたいなと思います


さて、小平次は移民受け入れについては大反対です

なぜか…

その理由は…




『イヤだからです!』


なぜイヤなんだ!?



『イヤなものはイヤだからです!』



理屈抜きに


『イヤだからです!』


こんな理由なので、ゴリ押しで法案通されてもまあ文句も言えないわけです

でもですね

例えば、あの東日本大震災のとき、あれだけの災害に見舞われながら、家族を失いながら、人々は悲しみを抑えつつ取り乱すことなく日常を過ごそうとしておりました

その姿は世界中から称賛されました

逆に、例えば中国、反日暴動の際、徒党を組んで、日系企業や自国人の経営する日本料理店までをも襲い、略奪など暴虐の限りを尽くす姿がメディアなどで報道されました



アメリカあたりでも何か暴動があると、全く関係のないスーパーなんかを襲い略奪するなんてことがおきてます


未曾有の大災害時に、子供ですら耐え忍び日常を過ごそうとする民族の国に、その被災地を見舞われた天皇皇后両陛下のお姿に涙する被災者、国民の国に、なんかあれば徒党を組み関係ない商店なんかを襲う国々の低所得層の人々がかつじわじわとやってくるというのです

しかも、いずれ永住権も取得可って条件で…

イヤじゃありませんか?

徐々に増加した外国人は、どこの国でもそうであるように、やがて集団を形成するでしょう

今は大人しくてても数が増えまとまっていったらわかりゃしません

自国の価値観に基づく権利やらなんやらを主張するようになるでしょう

で、その主張に対して

『外国人に対して自国の価値観を強制するようなことがあってはならない。お互いが尊重し合えるような共生社会の実現に向け、環境整備を進めていく』

と、安倍首相は、日本国内であるにもかかわらず、その国の人々の価値観に合わせろ!と言っているのです


ちょっと理屈面でも考えてみましょう

この度の『移民』なんですが

基本的に『移民』という『在留資格』はありません

『在留資格』

ってなんだ?

と、ここでちょっと豆知識…

『在留資格』とは、外国人が日本にやってきて、日本で過ごす、暮らすための目的、理由に応じて与えられる資格です

これが与えられなければ日本で過ごすことも暮らすこともできません

よく

『ビザ』

という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、『ビザ』とは『査証』のことで、事前に入国前に入国管理局より在留資格を認定された人、もしくは認定され得る人に、その外国人の本国の日本大使館等で発給される、言わば日本国への入場券みたいなものです、通行手形ですかね


ですので、よく

『留学ビザ』とか、『永住ビザ』、『観光ビザ』、『就労ビザ』なんて言い方を耳にすることがありますが、正確な言い方ではありません

『留学』とか『永住者』とは『在留資格』であり、『ビザ』とは違うわけです

では、今回『移民』と呼ばれる人たちはどんな在留資格に基づくのでしょう

現在

『技能実習』

という在留資格があります

基本的に在留資格には、日本国内で働いてもいい資格と、働いてはならない在留資格があります

『法務省・在留資格一覧』

例えば『観光』などは『短期滞在』という在留資格になりますが、就労不可の資格です

『留学』も、基本的には就労不可です

就労可の在留資格でも、何の仕事をしても良いというわけではなく、その仕事の内容等により細分化され、在留資格に基づかない仕事をしますと原則『資格外活動』として『不法就労』になるわけです


さて、先述したように『移民』という在留資格はありません

また、これまでも様々な在留資格に基づき多くの外国人が日本にやってきています

なのに、なぜ今回の受け入れ拡大が『移民』と言われるのでしょう

今回の外国人の受け入れ拡大法案の基本となるのが、現行の

『技能実習』

という

『在留資格』

です

どんな在留資格なのでしょうか

その技能実習とこの度の『特定技能』という新しく作られる在留資格に基づきやって来る外国人がなぜ『移民』と言われるのか


ちょっと長くなりそうですので、その中身についてと、昨年11月に施行されたばかりの新法

『技能実習法』

がどれほどおかしな法律であるか、また昨年施行されたばかりのその法律と、今回の法案との矛盾点、今回の移民政策に反対、賛成以前に、誰が見てもその杜撰さを感じるでしょう、そんな杜撰なものを、どうして焦って今国会で通そうとするのか


次回以降でともに学び、感じてまいりましょう



御免!
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移民受け入れ政策 みんなで学ぼう基礎知識 プロローグ(再編集)

2018-11-15 | 社会・経済



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『外国人に対して自国の価値観を強制するようなことがあってはならない。お互いが尊重し合えるような共生社会の実現に向け、環境整備を進めていく』


これ、いったいだれの言葉でしょう

そうです

安倍首相の言葉です

どうでしょう

まるで社民党議員の言うような言葉です


日本人は特にそうでしょうが、他国や他の地域に行ったら、その地の価値観や習俗、生活様式、古来からの伝統とか、そういったものを尊重し、自身がその地に溶け込んで行けるようにするというのが筋道だと思うんです

日本国内で中国人の価値観や生活様式を尊重して…

どエライことになりゃしませんかね

そういった共存が可能ならば、人類数万年の歴史を経て、とっくの昔に世界は平和になっているはずです(日本は古代においておそらくは千年以上の時間をかけてそれまでの価値観を土台にしながら移民との融合に成功していると思われる)


日本に来た外国人、ましてや就労資格を携え、中長期に渡り本邦に在留し、生活圏を共にするならば、当然に日本の価値観を理解してもらい、日本の生活様式に合わせてもらわなければ困ります

『外国人に対して自国の価値観を強制するようなことがあってはならない。お互いが尊重し合えるような共生社会の実現に向け、環境整備を進めていく』


さて、安倍政権支持の人たち

以前コメントで、安倍さん支持でも日韓合意に関しては反対の人も多い、と言うようなお言葉を頂いたことがあるのですが、どうでしょう

安倍政権支持のみなさまは先のいわゆる従軍慰安婦についての日韓合意、憲法加憲案、止まらぬグローバリズム的経済政策、それに伴うこの度の移民受け入れ、とても保守政権とは思えないんですが、支持者の方はどう受け止めていらっしゃるのでしょう


どんな政治家さんを支持したとしてもその主張、政策を全面的に支持できるってこともないんでしょうが、これだけ『保守』と逆行しているような政治が続いても支持できるのでしょうか

小平次はたとえ主義主張が違っても、日本を想う気持ちや価値観が共有できるのであれば、日本人同士、ともに尊重し合えると思っています

ですから安倍政権支持の人たちの言わんとすることもまずは受け止め、ともに考え、感じたいと思っております

反対に、なぜ安倍政権を支持できないか、ということも一度は受け止め、ともに考え感じて頂ければ幸いと思っております

安倍政権支持者の方がよくおっしゃるのですが

『安倍さん以外にだれがいる』

『反対ばかりで対案がないではないか』

この辺はよく理解できます

野党に関して言えば、例えば今国会、件の桜田大臣への攻撃なんぞほんとにばかげていると思っております(まあ、桜田さんも情けないですが…)

野党が情けなさすぎると思っております

ですが、今の政権の政策、もちろんすべてではありませんが、日本という国のあり方に関し、最も重要と思える課題においてことごとく逆行しているように見えるのです

もし、先に述べた日韓合意、憲法加憲案、止まらぬグローバリズム的経済政策、それに伴うこの度の移民受け入れ等について思うところがあれば、どこかで多少なりとも歯止めをかける必要があるのではないでしょうか


もう少し議席を拮抗させる必要があるのではないでしょうか

野党が情けないのなら…、以前の民主党のような失敗をしたくないのなら…、

野党を育てるのも国民一人一人の自覚と責任と考えます




そのために今回の移民政策、そこまでの流れとなる技能実習、特定技能とはなんぞや

ともに学んでいければと思います


次回以降、そもそもビザってなんだ?


そんなことから始めたいと思っております

遅いかもしれませんが…



御免!
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だから移民受け入れだってば

2018-11-05 | 社会・経済


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こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です


いよいよ、もはや移民受け入れについて後戻りできないところまでやってきてしまいました

以前より小平次は安倍政権が移民政策に乗り出していることを述べてきましたが、あまりにも周りは静かでした

しかし自民党総裁選のころから、安倍首相自身、自身の立場が盤石になったと判断したのでしょうか

『外国人人材を積極的に受け入れる』

と堂々と口にするようになり、国会審議も始まるってことでようやくマスコミも大きく取り上げるようになってまいりました


時すでに遅し、ですかね…

もう止められないでしょう

先週、先々週とNHKの日曜討論という番組で、主だった党の代表が集い、この件について議論していました

そしたら社民党の議員さんがこんなことを言うのです(多少実際の言葉と違うと思いますが内容はこんな感じ)


『政府与党は「移民」ではない、というが、これは完全に移民ですよ!』


お?、社民党がそんなこと言うか?、お?

と思って見ておりますと

『現行の技能実習でさえ、劣悪な労働環境で外国人の人権が守られているかどうか怪しいのに、外国人の人権を守る制度も整わぬうちに受け入れ拡大なんてもってのほか!』

ああ、なんだそっちかい!



この社民党の議員さんに限らず、各党とも『外国人の受け入れ拡大』は基本的に賛成なんですね、要はその受け入れ方の議論てわけで


『移民受入れありき!』


なわけです

小平次はですね

そのもっと前

そもそも本当に外国人に頼らなければもはや日本経済は立ち行かないような状態なのか

本当に人手不足なのか

そういう状況の中、日本人自身の手でどうにかならないのか

この国に中国人やベトナム人が溢れかえってよいのか

そういった議論を十分にしてからのはずだと思うのですが、少なくともこう言った話を政治家の間から聞いたことがありません


たしかに、小平次の知っている農家さんとか建設関係の社長さん、みんな口を揃えて

『人が足らない!』

『日本人を募集しても集まらない!、来てもキツくてすぐ辞めてしまう!』

と、言います

先日、ある酪農家さんとお話する機会がありまして、その方が言うには

『北海道では酪農家が年々減っている』

そうで

あまり時間がなかったので詳しくは聞いてないのですが、小さな酪農家さんとかは結局採算が合わない、人も足りない、そんなことで撤退せざるを得ないそうです

助成金の制度もあるそうなんですが、小規模酪農家さんには使い勝手が悪く、大規模酪農農業法人ばかりが助成金を持って行ってしまうそうです

いろいろ聞く中でわかることは、日本人を募集しても応募がない、あってもすぐに辞める、それはまあ仕事がきついからであり、その上その対価としての賃金が合わない、ってことのようです


ですがね

小平次の知っている農家さん、みんながみんなそうじゃないでしょうけど

自宅にはベンツ2台、レクサス1台、とか、ポルシェ1台、BM2台とか

そんな農家さん一杯知ってます

とびの会社社長なんかフィリピン人雇うってなると、現地まで面接に行って、現地妻囲って逢瀬を楽しみ、クルーザー借りて、女の子一杯乗せて船上パーティーとか、そんな感じの人がたくさんいるんです


つまり儲かってるんです

ベンツ1台分、労働に見合う対価として給料に回せば日本人ももう少し募集しやすくなりはしないんでしょうか

助成金にしても、もう少しそのありようを考える余地があるんじゃないでしょうか

税金のかけ方とか議論があってもいいんじゃないでしょうか



もちろんそんな単純なことでもないのでしょうけど、そういうこと一つ一つ考えてから、外国人受け入れもやむなし、ってんならまあまだしも

今の状況、人が足りない、じゃあ外国人使おう


安易に過ぎやしないでしょうか

われわれ国民一人一人、本当によく考えなければなりません


今の経済成長を継続したい、だが人口は減少し、超高齢化社会に移行しつつある

この先よほどの思い切った政策、きっかけでもない限り日本の少子高齢化、人口の減少は止まらないのでしょう

合わせて労働力不足も止まらないでしょう

減り続ける人口の維持のためにその穴を中国人やベトナム人に埋めてもらう

今回の新法、ある段階で家族の呼び寄せ、期限の更新OK(実質無期限)、最終的には永住も可

なんですよ

減り続ける日本人の穴を中国人やベトナム人が埋める

ってことはですね、ちょっと考えればわかることですが、日本人が減った分外国人が増えるってことです

20年後くらいには権利を持った中国人やベトナム人が街にあふれかえる、ってことです

その後は、やがて日本人の数を上回ることになるかもしれません


『移民なんてだめだ!』

そんな悲鳴を上げて移民の国のアメリカでトランプ大統領が誕生したってのに



アメリカでさえギブアップした移民受け入れ、それを有史以来古代の一時期(千年以上の時間をかけている)、明治維新(学ぶものを学べばお帰り頂いた)のころを除けば、違う価値観を持った外国人との共生なんてほとんど経験のない私たち日本人に、はたしてそんなことができるのでしょうか


さて、小平次の住む地域では、コンビニの店員は9割がた外国人です

一部の小学校にはクラスの4分の1くらいが中国人と韓国人なんて学校もあります

数十年後にはクラスの大半が中国人なんてことになるのでしょう

一部の金の亡者たち、財界の人間は、自分たちが儲かるのであれば、この美しい国土に住んでいるのが何人でも構わないんです

日本人が買わないなら、日本の土地を中国人に売ったって儲かりゃいいんです


いいんでしょうかこのままで

農業、これは国の礎です

我が国の食料自給率は40%ありません

こんな先進国他にありません

大変危険なことです

私たちは何か大きな間違いを犯してるんじゃないでしょうか


『外国人に対して自国の価値観を強制するようなことがあってはならない。お互いが尊重し合えるような共生社会の実現に向け、環境整備を進めていく』


こんな言葉を安倍首相の口から聞く日がくるとは思ってもいませんでした

あ、誤解ないよう申し上げますが、今更安倍さんを批判したいわけじゃありません

これは国民一人一人の問題ですから


小平次は今

経済成長維持のための人口維持、労働力の確保ではなく

『経済成長無き社会維持の実現』

について学び始めております

まあ遅いか…


先の日曜討論

唯一国民民主党の議員さんが


『外国人の受け入れにあたり、数の上限は示すべきだ』


と言っていたのが救いですかね…

でもあの前原さんのとこかあ…

やっぱだめか…



御免!

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