ROCKIN’ON 1975 12月号


雑誌を立てに置いたら、キースが横になってみえるちょっと変わった表紙です。
それでも、この表紙が単に奇をてらったものに見えないのは、
オルガンを逆の位置からも弾いてしまうキースのアクションとテクニックに見慣れてしまっているためかも知れませんね。
見慣れていないまでも、そんなキースにふさわしい表紙と言えるかも知れません。
ロッキングオンを初めて田舎の書店で目にする事ができたのは、
ラブ・ビーチリリース後であったと思います。
渋谷陽一さんのラジオ番組で、チョコチョコ耳にしてはいたのですが、
実際に手にとって見る事ができたのは、
ヤングジョッキーが終了したあたりであったのではないかと思います。
この1975年12月号の巻頭インタビューはキース・エマーソンなのですが、
これは、「架空インタビュー」です。
つまり、「キース・エマーソンであったら、こんな事を言うであろう」と推定したインタビューなのです。
この「架空インタビューシリーズ」はいくつか存在するようですね。
架空インタビューを掲載した事が、雑誌の販売に結びついていたかどうかまでは、
解りません。
ただ、企画自体が、「勢い」あるいは「時代」と言ったものを感じさせてくれますよね。
内容を読むととても哲学的であり、
普通に考えても、他の雑誌で読む事のできるキースのインタビューとは、
全く異なる印象を受けます。
だからと言って、それが間違っているとは思いません。
それは、必ずしもミュージシャン本人が、自分自身を最も正確に把握していると言い切れない場合もあると思われるからです。
架空インタビューを可能ならしめたのも、当時のキース・エマーソンのカリスマ的な人気に他なりません。
このロッキングオン誌も、そんな70年代の証明と言えますね。
2011年11月9日 yaplog!


雑誌を立てに置いたら、キースが横になってみえるちょっと変わった表紙です。
それでも、この表紙が単に奇をてらったものに見えないのは、
オルガンを逆の位置からも弾いてしまうキースのアクションとテクニックに見慣れてしまっているためかも知れませんね。
見慣れていないまでも、そんなキースにふさわしい表紙と言えるかも知れません。
ロッキングオンを初めて田舎の書店で目にする事ができたのは、
ラブ・ビーチリリース後であったと思います。
渋谷陽一さんのラジオ番組で、チョコチョコ耳にしてはいたのですが、
実際に手にとって見る事ができたのは、
ヤングジョッキーが終了したあたりであったのではないかと思います。
この1975年12月号の巻頭インタビューはキース・エマーソンなのですが、
これは、「架空インタビュー」です。
つまり、「キース・エマーソンであったら、こんな事を言うであろう」と推定したインタビューなのです。
この「架空インタビューシリーズ」はいくつか存在するようですね。
架空インタビューを掲載した事が、雑誌の販売に結びついていたかどうかまでは、
解りません。
ただ、企画自体が、「勢い」あるいは「時代」と言ったものを感じさせてくれますよね。
内容を読むととても哲学的であり、
普通に考えても、他の雑誌で読む事のできるキースのインタビューとは、
全く異なる印象を受けます。
だからと言って、それが間違っているとは思いません。
それは、必ずしもミュージシャン本人が、自分自身を最も正確に把握していると言い切れない場合もあると思われるからです。
架空インタビューを可能ならしめたのも、当時のキース・エマーソンのカリスマ的な人気に他なりません。
このロッキングオン誌も、そんな70年代の証明と言えますね。
2011年11月9日 yaplog!