東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION
ゴジラ ファイナル ウォーズ
銀表紙
厚みはそんなにないです
ゴジラファイナルウォーズに制作スタッフへのインタビューを中心にまとめられたムック本です。
怪獣図鑑という類のものではなく、
ゴジラ最終映画をどのような作品にしようかという、
制作に関わった人達の、それぞれの立場からのインタビューでまとめられています。
出演予定怪獣の絵コンテ、写真等も載ってはいますが、
そちらの方は、かなり前にとりあげた「ゴジラファイナルウォーズ超全集」ほどは詳しくはないので、
あくまでも、映画の作り手がメインの本という事になりますね。
怪獣に関しては、付録の「CD-ROM」にてお楽しみくださいという事のようでした。
こちらの方は時間が取れなくて、まだ見ておりません。
インタビュー内で、音楽を担当する事になった、キース・エマーソンに関しては、
2人の人物が述べています。
1人はプロデューサー。
もう1人は監督の北村龍平さん。
北村監督は、幻魔大戦でのキースの音楽の事を語って、それが良かったので、今回、ゴジラの音楽をお願いする事にしたとか言うのかと思いきや、
ロックなキース・エマーソンがとってもとっても好きで、
ロックと言えば、キース・エマーソンぐらいに思っていたようです。
「人生において、一番影響を受けたと言ってもいい。」
とまで述べていますね。
実はこの言い方が、全く想定外のものでして、
音楽の面で影響を受けたとか言わずに、
北村監督の人生に最も影響を与えた人物みたいな感じで語られているわけです。
そのように監督に畏敬の念を抱かれているキースではありますが、
最初にキースが送ってきた音楽は、ロックな感じではなかったので、やり直しを求めたとの事。
このやり直しに関しては、映画のパンフレットの中のキースのインタビューでも語れていますけど、監督の側からの率直な意見ですね。
キースの方は、キース・エマーソンバンドのコンサートツアーが先に決定していたようなので、その合間をぬっての音楽制作とやり直しだったようです。
結果として、キースは監督の要望にしっかりと応える事ができたようで、
再度、出てきた音楽のロックな感じに、監督はとても満足したとの事。
こういうのを読むと、
北村監督は、ゴジラファンからいろいろと言われているものの、
私としては決して憎めない監督になります。
これとは別に、ゴジラの音楽史に関する論考とインタビューが巻末に2つほどあり、
キースの事を少しだけ取りあげていますが、
(シンセサイザーの巨人)という言い方をしていますので、
幻魔大戦時の資料を参考にしたのでしょう。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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そちらの方は、かなり前にとりあげた「ゴジラファイナルウォーズ超全集」ほどは詳しくはないので、
あくまでも、映画の作り手がメインの本という事になりますね。
怪獣に関しては、付録の「CD-ROM」にてお楽しみくださいという事のようでした。
こちらの方は時間が取れなくて、まだ見ておりません。
インタビュー内で、音楽を担当する事になった、キース・エマーソンに関しては、
2人の人物が述べています。
1人はプロデューサー。
もう1人は監督の北村龍平さん。
北村監督は、幻魔大戦でのキースの音楽の事を語って、それが良かったので、今回、ゴジラの音楽をお願いする事にしたとか言うのかと思いきや、
ロックなキース・エマーソンがとってもとっても好きで、
ロックと言えば、キース・エマーソンぐらいに思っていたようです。
「人生において、一番影響を受けたと言ってもいい。」
とまで述べていますね。
実はこの言い方が、全く想定外のものでして、
音楽の面で影響を受けたとか言わずに、
北村監督の人生に最も影響を与えた人物みたいな感じで語られているわけです。
そのように監督に畏敬の念を抱かれているキースではありますが、
最初にキースが送ってきた音楽は、ロックな感じではなかったので、やり直しを求めたとの事。
このやり直しに関しては、映画のパンフレットの中のキースのインタビューでも語れていますけど、監督の側からの率直な意見ですね。
キースの方は、キース・エマーソンバンドのコンサートツアーが先に決定していたようなので、その合間をぬっての音楽制作とやり直しだったようです。
結果として、キースは監督の要望にしっかりと応える事ができたようで、
再度、出てきた音楽のロックな感じに、監督はとても満足したとの事。
こういうのを読むと、
北村監督は、ゴジラファンからいろいろと言われているものの、
私としては決して憎めない監督になります。
これとは別に、ゴジラの音楽史に関する論考とインタビューが巻末に2つほどあり、
キースの事を少しだけ取りあげていますが、
(シンセサイザーの巨人)という言い方をしていますので、
幻魔大戦時の資料を参考にしたのでしょう。
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