EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

恐怖の頭脳改革 シール帯盤 プラケース裏側用紙の表記

2018-06-15 13:20:47 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
恐怖の頭脳改革 シール帯盤 プラケース裏側用紙の表記

恐怖の頭脳改革シール帯にまつわる、
プラケースのあれこれに関しては、
幾度かレポートして来ました。

80年代にリリースされたCDの、
プラケース盤に関しては、
帯仕様の標準的なスタイルが、
定まっていなかった事も既に述べましたが、
シール帯仕様も、
そんな中での実験的なスタイルだったと思われます。

プラケースですが、
背部(耳というらしいです)にあたる部分は、
2箇所あります。
英語、日本語問わず、
アーティスト名やタイトル名、
CD番号が記してありますよね。

頭脳改革の米アトランティック盤が、
このような感じです。
(幾つかのヴァージョンはあるのですが、そのうちの一つ)



この時期のプラケース裏側の米国と日本のデザインの違いは、
何度か述べていますが、
背部は大抵、
裏側の用紙(裏カードというらしいです)と一体化しており、
この用紙をプラケースの裏側に差し込んで、
CD盤を装着するプラスティック部(トレイというらしいです)で、
固定しているわけです。

シール帯盤はこのようになっています。


漢字、カタカナ、ひらかなは、一つもないですね

背部の文字の色の違いは、
リリース国の違いで、変わる事もあるでしょうが、
シール帯盤は、
アトランティック盤のCD番号を、
そのまま背部に印刷していますね。

ワーナーのプラケース盤でも、
シール帯仕様盤でないものは、
初期のものであっても、
背部にカタカナでバンド名やタイトルが、
記されていますが、
シール帯盤までは、
米国の背部の表記をそのまま踏襲していたようです。

一方で、日本独自のCD番号(32XD-514)は、
裏側の用紙にしっかりと掲載する遣り方をしていたわけです。

以上。

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