EL&P図書室3号

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アトミック・ルースター 国内CD盤 1993年 

2014-07-07 13:44:34 | Carl Palmer関連
アトミック・ルースター 
国内CD盤 1993年
 


ボートラ入り表記


ジャケットデザインCD盤と帯

70年代に買い求めたこのアルバムのアナログ盤は、
以前取り上げた事がありますが、CDは初めてですね。

リリース年からすると、
CDとしては国内初回盤だったのではないかと思われます。

創設メンバーのヴィンセント・クレインは、
1989年に他界をしているので、4年後のCD発売になります。

解説はこれもまた、市川哲史氏が担当しておりまして、
この時期は、「EL&P関連は、市川哲史氏にお任せあれ!」
なんて不文律でも存在していたかのようです。

カール・パーマーのバイオロジーに関しては、
かなり詳しく、
カールが、アーサー・ブラウン参加以前に、
スティーヴ・ウィンウッドと共に演奏をしていた時期があったような事も、
解説の中にあります。

アトミック・ルースター参加時は、若干18歳。

若い頃から活躍していた話は、EL&Pファンの中でも知られている話ですが、
メジャー・デビュー以前に、ブリティッシュ・ロックの著名ミュージシャンと演奏をしていた経歴には驚かされますね。

何年か前のグレッグ・レイクのインタビューで、
クリームのマネージャーがカールを見つけ出してきたという話がありましたね。

この方は、ビージーズのマネージャーでもあったようですが、
意識的にはどうかは別として、音楽史に名を残す3人グループの編成に関与しているようです。

アトミック・ルースターも、
出だしは快調で、トリオ編成であったわけですが、
そのドラマーに目をつけるあたり、何とも、鼻が利く方だと思いますね。

ドラマーとして順調な滑り出しを見せている成人前のカールに対し、
先がまだ見えないキースとグレッグのグループに参加して、
「このトリオは必ず成功するに決まっている!」
という後押しでもしたのではないでしょうか。

キースとグレッグは基本的にはアーティストですから、
儲かる保証の話まではできないでしょうからね。

以上。

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