EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ジョン・メイオールファンクラブ会報 BLOW-UP No.9 & No.10

2022-12-20 13:38:16 | EL&Pのメンバーがメジャーになり始めた前後の周辺資料
ジョン・メイオールファンクラブ会報 
BLOW-UP No.9 & No.10

前にも書きましたが、ジョン・メイオールの日本公演のコンサートパンフを取り上げた記事へのアクセスが時々あります。

覗かれた方は期待している情報が全く得られなかったと思うわけです。

EL&Pの結成以前から始まっている、
ジョン・メイオールファンクラブの会報に、
ナイスの情報やコンサートレポートの翻訳も掲載されておりまして、
これまでも幾つか取り上げてきました。

私みたいに1977年からプログレを主軸に洋楽を聴いていた世代の方等には、
ジョン・メイオールの事を知らない方もいるかと思いまして、
手始めに、安く入手できた日本公演のコンサートパンフを取り上げたわけですが、
時々、アクセスしてくださる方々は、
ファンクラブの会報までは覗いてくれていないようです。

本日、取り上げた、「BLOW-UP No.9」には、
EL&P関連の情報は一つも記されていないのですが、
「BLOW-UP No.9」から「BLOW-UP No.10」にかけて、
会報の仕様の変更が為されています。

「BLOW-UP No.9」は、「BLOW-UP No.8」の仕様に準じており、
両面オフセット印刷のペーパー数枚を、
ホチキスで上部と綴じた仕様になっています。



BLOW-UP No.9の表紙の頁

「BLOW-UP No.10」は、
やや手が込んでいるつくりなのですが、
ファンクラブの予算が少なくなっていたのか、
ガリ版刷りになっています。

ガリ版刷りだと用紙によってはインクが染みこむ事もあり、
両面印刷にすると裏側の文字が透けて見えたりして、
あまりきれいとは言えない仕上がりになる事もあるので、
B4の用紙に印刷して真ん中から2つ折りにして綴じています。

前号を比べて印刷の質が落ちたのをカバーするためか、
色画用紙を表紙に用いています。



表紙のサイズはA4
それにB4を2つ折りにして
全10頁で綴じてあります

見方によっては、「No.9」の仕様よりも、
豪華かも知れませんね。



裏表紙

「No.10」には、ビート・インストゥラメンタル誌に掲載された、
1969~70年度のイギリスの人気投票の結果というのが記載されています。
読者層とか認知度とかは全く解りません。

ジョン・メイオールファンクラブで、
この人気投票の結果を載せたのは、
9部門の中の幾つかのランキングに、
ジョン・メイオールが顔を出しているからですね。

EL&P関連のメンバーはどうかというと、
キース、ザ・ナイス、ナイスのメンバー、カールが、
ランキングに名を連ねていました。

BASS GUITARIST

1.ジャック・ブルース
2.レオ・ライオンズ
3.ジョン・マクヴィー
4.ジョン・ポール・ジョーンズ
5.ジョン・アントウィッスル
6.グレン・コーニック
7.トニー・リーヴス
8.リー・ジャクソン
9.ポール・マッカートニー
10.リック・グレッチ

KEYBOARD PLAYER

1.キース・エマーソン
2.スティーヴィー・ウィンウッド
3.デイヴ・グリーンスレイド
4.リック・ライト
5.ニッキー・ホプキンス
6.ジョン・メイオール
7.ブライアン・オーガー
8.ヴィンセント・クレイン
9.グラハム・ボンド
10.アル・クーパー

DRUMER

1.ジンジャー・ベイカー
2.ジョン・ハイズマン
3.キース・ムーン
4.バディ・リッチ
5.ブリンキー・デヴィソン
6.ピート・ヨーク
7.ニック・メイソン
8.カール・パーマー
9.ミッチ・ミッチェル
10.ロッブ・タウンセンド

RECORDING VOCALIST

1.ロバート・プラント
2.ジャック・ブルース
3.ジョン・メイオール
4.ジョー・コッカー
5.ロッド・スチュワート
6.トム・ジョーンズ
7. スティーヴィー・ウィンウッド
8.ジャッキ・マクシー
9.ポール・マッカートニー
10.ロジャー・チャップマン

BEST BRITISH GROUP

1.ザ・フー
2.ジェスロ・タル
3.レッド・ゼッペリン
4.ピンク・フロイド
5.ザ・ナイス
6.テン・イヤーズ・アフター
7.ファミリー
8.フリートウッド・マック
9.ムディー・ブルース
10.テイスト

BEST GROUP ON STAGE

1.レッド・ツェッペリン
2.ビートルズ
3.ジェスロ・タル
4.コロシアム
5.ピンク・フロイド
6.ザ・ナイス
7.ムディー・ブルース
8.ジョン・メイオール・バンド
9.フリートウッド・マック
10.ザ・フー

他には、

LEAD GUITARIST

BRASS&WOODWINDPLAYER
(2位にイアン・アンダーソンがいるのはともかくとして、
9位にイアン・マクドナルドの名前が登場しています。)

SONGWRITER / SONGWRITING TEAM

の部門が、ありますが、
EL&P関連のメンバーはいないので、
省略。

本号には、これ以外のEL&P関連情報は、
記載されていませんでした。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

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