ADLIB誌 2004年 5月号
ジャズ系の音楽誌にプログレ講座が載っています。
プログレ講座は、70年代のロック講座の第二回という事で、
第一回は、ハードロックの講座が組まれたとの事。
プログレ講座なので、白黒の数頁を使用したプログレの概説のような感じであり、
ロック系の専門誌ではないので、内容もオーソドックスにまとめられていますね。
いわゆる、プログレ門外漢が、
プログレにチャレンジするための手引き企画と見てよさそうです。
入門編ですね。
難波弘之氏がプログレを概括した文章を冒頭で綴っており、
その文章が最も長いわけです。
これで、EL&Pを除外しないコースがお約束され、
EL&Pは、4大バンドの一つとしての位置づけが確保されています。
プログレファンであっても、4大バンドはまだしも、
5大バンドからですら、EL&Pを除外したい方は、
その数は知らないけれども、存在しているようですから、
このような特集記事の執筆者の中で、
難波弘之氏はEL&Pを4大バンドから外さない、
防波堤の役割を果たしていると捉えています。
取り上げられると、既出のものであっても、
写真や解説や記事が掲載されるので、ファンとしては嬉しいわけです。
その4大バンドだけは、囲み記事で別途の解説が為されています。
アルバムの売上と現時点での人気のみで判別すれば、
EL&Pは5大バンドに入るかどうかも、定かではないと思われます。
しかし、講座ともなると、やり遂げた仕事の革新的な部分とか、
影響力も加味されるのでしょうから、個人の好き嫌いではなく、
プログレムーブメントを俯瞰する視点が必要になると考えます。
その中で、4大バンド入りを果たしたのは、ファンとしては気分が良いですね。
これは70年代に焦点をあてた企画であり、
その点においては、全く問題がないと思いますが、
現時点で考えてみた場合、70年代から今日にいたるまで、
プログレっぽさを常に維持した音楽を作り続けているバンドの方が少ないかも知れません。
入門編としてのアルバムが、20点ぐらい取り上げられていますが、
一応、バンドやアーティスト1つにつき、
取り上げるアルバムが1点に絞り込みされていますね。
EL&Pを肯定的に扱っていると思われるロック専門誌であっても、
このADLIB誌の企画に類するような企画を組む時は、
代表的なプログレのアルバムを取り上げる時は、EL&Pは1点で、
他のバンドは2点という事もしばしばあったような気がしますので、
公平と言えば公平。
入門者向きと考えれば、公平な扱い方も一つの選択肢ではあります。
その中で、
EL&Pは「展覧会の絵」が紹介されていますね。
検索してみたら、アドリヴ誌は、2010年に休刊になっており、
一時は、公称20万部の発行部数であったとの事。
このような特集記事も、間口を広げて読者層を獲得しようとする苦悶の中で、
行われていたのかも知れないです。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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プログレ講座は、70年代のロック講座の第二回という事で、
第一回は、ハードロックの講座が組まれたとの事。
プログレ講座なので、白黒の数頁を使用したプログレの概説のような感じであり、
ロック系の専門誌ではないので、内容もオーソドックスにまとめられていますね。
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プログレにチャレンジするための手引き企画と見てよさそうです。
入門編ですね。
難波弘之氏がプログレを概括した文章を冒頭で綴っており、
その文章が最も長いわけです。
これで、EL&Pを除外しないコースがお約束され、
EL&Pは、4大バンドの一つとしての位置づけが確保されています。
プログレファンであっても、4大バンドはまだしも、
5大バンドからですら、EL&Pを除外したい方は、
その数は知らないけれども、存在しているようですから、
このような特集記事の執筆者の中で、
難波弘之氏はEL&Pを4大バンドから外さない、
防波堤の役割を果たしていると捉えています。
取り上げられると、既出のものであっても、
写真や解説や記事が掲載されるので、ファンとしては嬉しいわけです。
その4大バンドだけは、囲み記事で別途の解説が為されています。
アルバムの売上と現時点での人気のみで判別すれば、
EL&Pは5大バンドに入るかどうかも、定かではないと思われます。
しかし、講座ともなると、やり遂げた仕事の革新的な部分とか、
影響力も加味されるのでしょうから、個人の好き嫌いではなく、
プログレムーブメントを俯瞰する視点が必要になると考えます。
その中で、4大バンド入りを果たしたのは、ファンとしては気分が良いですね。
これは70年代に焦点をあてた企画であり、
その点においては、全く問題がないと思いますが、
現時点で考えてみた場合、70年代から今日にいたるまで、
プログレっぽさを常に維持した音楽を作り続けているバンドの方が少ないかも知れません。
入門編としてのアルバムが、20点ぐらい取り上げられていますが、
一応、バンドやアーティスト1つにつき、
取り上げるアルバムが1点に絞り込みされていますね。
EL&Pを肯定的に扱っていると思われるロック専門誌であっても、
このADLIB誌の企画に類するような企画を組む時は、
代表的なプログレのアルバムを取り上げる時は、EL&Pは1点で、
他のバンドは2点という事もしばしばあったような気がしますので、
公平と言えば公平。
入門者向きと考えれば、公平な扱い方も一つの選択肢ではあります。
その中で、
EL&Pは「展覧会の絵」が紹介されていますね。
検索してみたら、アドリヴ誌は、2010年に休刊になっており、
一時は、公称20万部の発行部数であったとの事。
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行われていたのかも知れないです。
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