EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

アクエリアス時代の子 ― 音楽的制覇 / 横尾忠則

2012-01-09 14:58:45 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
アクエリアス時代の子― 音楽的制覇 / 横尾忠則
深夜叢書社 1979年 432p / 20cm / B6判


画像 箱入り

箱の擦れが激しいので売る人はパラフィン紙で覆ってくれました。
箱の色もハードカバーの表紙も黄色を基調としています。

この書籍は、10代の時に神田の書店で立ち読みをした事があります。

その時にEL&Pの事も書かれてあったのですが、
何分、書かれている分量がとても少ないという事と、
ハードカバーの箱入りで、
LPレコード1枚買えるだけの価格がついていた事もあり、
天秤にかけた結果、買わなかったわけですね。

ただ、横尾忠則氏のEL&P評が掲載してあるという事は、
しっかりと記憶に刻まれておりましたので、
ネットデビューをしてから、古本を入手するにしたわけです。

この書籍は書き下ろしではなく、
横尾忠則氏が折りに触れてアチコチに寄稿した音楽にまつわる文章を、
出版社の人が、かき集めてきたそうです。

それを横尾忠則氏に見せて、一冊の書籍にするという企画が、実ったものらしいですね。

EL&Pに関しては、1972年の来日公演プログラムに載っていた横尾忠則氏の文章が記載されています。

そのため、1972年の来日公演プログラムを所持している人には事足りる内容ですね。

短いEL&P評ではありますが、
創作家の横尾忠則氏ならではの、文章が記されていることや、
未だに伝説のトリオバンドとして、
EL&Pよりも、絶大なる評価を得ている、
生の「クリーム」を体験した時の文章も綴られています。

一冊通して読む時間もなかなか取れずにいます。

横尾忠則氏は、1972年のEL&P来時の告知ポスターまたは、
フライヤー(告知チラシ)のデザインを担当したと思われます。

「ザ・メディテーション」という70年代発刊の季刊誌に横尾忠則氏の作品の特集があって、
その中にその時のデザインが、小さいですが、カラーで紹介されていましたね。

カラーのものでなければ、udo音楽事務所のホームページで見る事ができます。

2012年1月9日 yaplog!

追記です。

2012年2月23日(木曜日)

重大な間違いがありましたので、
訂正させていただきます。

1972年のコンサートプログラムに掲載されていたのは、
当時、横尾忠則氏がデザインした、来日告知ポスターとフライヤーを縮小したものでした。
2つのデザインが両方とも掲載されています。

横尾氏のデザイン関係の知人の文章が、「横尾氏からEL&Pを聞けと言われた」という事で、
その横尾氏のポスターとフライヤーの下に掲載されています。

では、
横尾氏の文章を私がどこで目撃したのかと言う事ですが、
それはしっかりと判明次第、
また追記させていただきます。

心よりお詫び申しあげます。


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