EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

エイジア ファンクラブ 会報 AURORA No.2

2021-04-09 16:12:00 | Carl Palmer関連
エイジア ファンクラブ 会報 
AURORA  No.2



およそ、1年度ほど前に、
エイジア ファンクラブの会報 
「No.1」を取り上げていますが、
それに続く、「No.2」です。

前号に続き、しっかりとした製本がされており、
表紙と裏表紙を頁数にカウントせずに、
B5版で全32頁の仕様です。

あとがきを見ると、
「14 / 3 / 91」となっていまして、
まだ、EL&Pの再集結が持ち上がっていなかった頃の会報になりますね。

この号は、「No.2」という事もあり、
「No.1」を手にした会員からのレターも多く収録されていますが、
どうやら、「RO」(ロッキングオン)に、
ファンクラブの告知がされていたようですね。

レターを読むと、
エイジアがきっかけで、洋楽を聴くようになった方もいるようですし、
「アストラ」が初めて聴いたアルバムで、
そこから惹かれた方もいるようでした。
その「アストラ」が良くないというレターもあったりします。

本号の冒頭記事は、
1990年に、米国のラジオ番組のインタビューに、
ジョン・ウェットン、ジェフ・ダウンズ、カール・パーマーの3人が答えているのを、
聞き取りで翻訳したものが掲載されています。

カールの発言を少しだけ抜き書きしてみます。

「長い間EL&Pの様な音楽をやっていた後だったし、コンセプトを持った長い曲をやるよりもソング・オリエンティッドなバンドに入りたいとは思っていたんだ。実際、やってみて曲は僕の予想通りだったし、これはきっともの凄くうまくいくか、思いっきりコケるかのどっちかだと思ったよ。」

前号同様に本号は、
メディアに掲載された、
エイジアの市販ビデオの論評や、
ジェフ・ダウンズの関連で、
キースが参加していた「ロック・エイド・アルメニア」のメイキングビデオの論評を、
切り貼りしてあるのですが、
前号と違って、論評への突っ込み文が記載されていないのがちょっと寂しいです。

あとは、ファンクラブの会員の書いたものであれば、
プログレの範疇といえるかどうかよく解らないけど、
ロックのアルバム評や、
音楽関連ではないけど、
興味深いと思う本の書籍のレビュー(感想文)とか、
間口の広い内容になっていて、
次号に向けても投稿を募集していますね。

情報のコーナーでは、
「ABWHにクリス・スクワイヤが加入する事になった」
という話もあります。

「ゼン・アンド・ナウ」がリリースされた事によって、
バンドの復活が証明され、
エイジアの熱心なファンになった方々の、
高揚感が伝わってくる感じでした。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

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