エイジア ファンクラブ 会報
AURORA No.2
およそ、1年度ほど前に、
エイジア ファンクラブの会報
「No.1」を取り上げていますが、
それに続く、「No.2」です。
前号に続き、しっかりとした製本がされており、
表紙と裏表紙を頁数にカウントせずに、
B5版で全32頁の仕様です。
あとがきを見ると、
「14 / 3 / 91」となっていまして、
まだ、EL&Pの再集結が持ち上がっていなかった頃の会報になりますね。
この号は、「No.2」という事もあり、
「No.1」を手にした会員からのレターも多く収録されていますが、
どうやら、「RO」(ロッキングオン)に、
ファンクラブの告知がされていたようですね。
レターを読むと、
エイジアがきっかけで、洋楽を聴くようになった方もいるようですし、
「アストラ」が初めて聴いたアルバムで、
そこから惹かれた方もいるようでした。
その「アストラ」が良くないというレターもあったりします。
本号の冒頭記事は、
1990年に、米国のラジオ番組のインタビューに、
ジョン・ウェットン、ジェフ・ダウンズ、カール・パーマーの3人が答えているのを、
聞き取りで翻訳したものが掲載されています。
カールの発言を少しだけ抜き書きしてみます。
「長い間EL&Pの様な音楽をやっていた後だったし、コンセプトを持った長い曲をやるよりもソング・オリエンティッドなバンドに入りたいとは思っていたんだ。実際、やってみて曲は僕の予想通りだったし、これはきっともの凄くうまくいくか、思いっきりコケるかのどっちかだと思ったよ。」
前号同様に本号は、
メディアに掲載された、
エイジアの市販ビデオの論評や、
ジェフ・ダウンズの関連で、
キースが参加していた「ロック・エイド・アルメニア」のメイキングビデオの論評を、
切り貼りしてあるのですが、
前号と違って、論評への突っ込み文が記載されていないのがちょっと寂しいです。
あとは、ファンクラブの会員の書いたものであれば、
プログレの範疇といえるかどうかよく解らないけど、
ロックのアルバム評や、
音楽関連ではないけど、
興味深いと思う本の書籍のレビュー(感想文)とか、
間口の広い内容になっていて、
次号に向けても投稿を募集していますね。
情報のコーナーでは、
「ABWHにクリス・スクワイヤが加入する事になった」
という話もあります。
「ゼン・アンド・ナウ」がリリースされた事によって、
バンドの復活が証明され、
エイジアの熱心なファンになった方々の、
高揚感が伝わってくる感じでした。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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