週五日記

ボチボチがんばります

歴史主義の貧困

2008-11-18 08:51:53 | Weblog
社会科学と、物理学等の自然科学を

比較した場合の、前者の科学性の問題。

「歴史主義」という言葉が、いまいちピンと

こない。

三日後に株が下がると予言した時点で、

その予言が原因で、三日より前に株価が下がる。

なるほど。

歴史は、ざっくり先を見通せるが、厳密に見通せないこと

が問題だとの記述も。

そこで、歴史が重要視され、なぜ自分が歴史にひかれるかと

考えると、社会のメカニズムも、大きな歯車と、小さな歯車が

あって、やはり大きな歯車のほうが、よりダイナミックに社会を

駆動しているからではないだろうか?と、通勤途中に考えた。

トーマスクーンにしろ、ポパーにしろ、思考の根底に、

自然科学と、社会科学を比較するところがる気がする。

それぞれの科学の生成や発展を考えれば、当然そうなるが、

これからの時代は、学問区分をリキッドにして、ある対象や、事象の

自然科学的側面と、社会科学的側面の因果関係を考えたりすることが

重要な気がする。医療福祉のマネジメントなんて、まさに、その通り

じゃないだろうか。でも、その辺を意識的にやることが大事かな?
コメント
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