週五日記

ボチボチがんばります

1年生に内々定 その意味は

2013-01-11 09:48:42 | Weblog

ファーストリテイリングの柳井氏。

昨日の日経新聞の辛言直言『大学変えねば日本は沈む』。

1年生に内々定は、『ショッキング』である。

①大学の役割改革・・・生涯学習機能の強化と、起業家育成機能の拡充

②教員の人事評価・・・社会変化に合わせて講義し、教える技術の向上を目指し、

               できない教員は、『大学に居続けられなくする』

③大学会計制度の見直し・・・企業並みの会計制度

④大学の監督制度・・・文部科学省による監督体制を廃止し、学問の自由を優先

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うーーーーーーーーーーーーーーーーーーん、納得できるところと、

全然納得できない部分がある。

一番は、『社会インフラとしての教育の位置づけ』の議論が、『ボッコリ』抜け落ちているし、

日本の大学全体の議論なので仕方ないかもしれないが、

いや、『日本の大学全体』で議論できるほど『単純な大学』ではない。

しかし、『グローバル経済』の先端で走っている実感としての

大学に対する不満としては、おおむね理解出来るし、共感出来るし、

いや、むしろ『ユニクロファン』である私としては、柳井さんをリスペクトしているし、

うーーーーーーーーーーーーーん、しかし、私の日々の実感との乖離は、大きいし・・・。

哲学者の萱野さんが言う『健全なナショナリズム』が、柳井さんの提案に

欠けているからなのだろうか?

 

大前研一さんが何かで書いていたが、柳井さんもメチャクチャ若く見えるが、

世界に進出して、旗艦店のテープカットしにいくために飛行機に乗るだけでも

かなり、しんどいであろうし、体力も限界ではないか?

もちろん、日本が好きであろう柳井さんの愛情が大前提であろうが、

柳井さんの後継者が欲しいという思いが、柳井さん自身が行き過ぎかもしれないと言う

『1年生に内々定』を行う真意ではないか?

 

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ジャスコ世代

2013-01-11 05:59:37 | Weblog

東浩紀さんが、村上春樹さんについて

ラジオで8分ほど語ったものを、たまたまYOUTUBE

で拝聴。

村上春樹さんが、日本人として獲得した「世界性」は、

村上春樹さんに対して失礼かもしれないが、

お手本、あるいは「テンプレート」として機能し、

サブカルチャーとしてのライトノベルとか、マンガとかの

新しい担い手たちが、世界性を獲得するお手本等として参照しているのではないか、との指摘。

 

その流れで、「ジャスコ世代」について。

中学・高校時代にジャスコで「たむろって」、

高校時代にジャスコのマックで「恋愛して」

大学時代に専門店街で「買い物して」

結婚して家族を形成してジャスコで「家族全員で」買い物して、

ということになっている。いい面・悪い面あるが・・・。

そして、「ジャスコ世代」は、所得階層に関係なく、

所得階層が異なる場合は、「専門店」が異なるだけで、

「ジャスコ」で買い物しているという事実自体は、変わりない・・・。

経営学でも、大型店が進出して、小さな商店街が「シャッター通り」になった

ようなことが問題とされているが、その問題は、「提供者側」の視点であるが、

「ジャスコ世代」という言葉は、「消費者側」の視点から語られており、

自分自身も、最近「ジャスコ世代」デビューして、うちの息子たちは、

完全に「ジャスコ世代」。

私自身、大学生までは、母親とデパートで買い物にいったり、

一番の思い出は、デーパートの屋上のお子様ランチや、クリームソーダー

だし、デパートの屋上の遊具であるが・・・。あと、地下のソフトクリームも

買い物の帰りに、バスに乗る前に食べていたなあ、と思い出した。

 

昨日、文学の講義内容を説明した紙を1枚持っていたので見てみると、

確か、韓国文学、中国では、中国近代文学、魯迅、中国現代文学をオムニバス形式となっており、

これって、メチャクチャ幸せなことではないか?と思ったが、

「メチャクチャ幸せ」なのに、「幸せすぎて」幸せに気づいてないのだろうか?

プラス、昨日の日経新聞に出てたスターバックスの英国法人の「移転価格」の問題

を考えることが出来て、本当に幸せなのではないか?

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