『学校って何だろう』という
苅谷先生の本。
学問としては、教育社会学になるのだろう。
学校は、昔からの『決まりの集合体』のような
側面があり、昔からの『決まりごと』なので、
『惰性的』に続いてしまう『慣習』が多い。
あと、『試験時間』がなぜ60分とか、90分なのか?という、
根源的な問いが、ハッとする。
人生には、1年がかりで考えたりしなければならないことも
あるのに、試験時間は1or1.5H。
試験時間が、短いのは、ビジネス的な『短期志向』の表れではないか?
と、読み手である私は解釈した。
確かに、『機械的に』私でいえば、『伝票チェック』していた懐かしい思い出もあるが、
『機械的に』やると、スピードはあがるものの、業務の効率性とかを考える
『構想力』なり、次元の違う努力が『皆無』になってしまう・・・。
つまり、ぞうきんがけが命だと思ってしまうと、ルンバを買おうという算段を考える
努力をしなくなる感じだろうか?