何やら昔の東宝の怪獣映画のような題名のイベントですが、
<T☆ROCKS相模静岡横須賀決戦!>
と言うことで、ライブイベントが先日行われました!
ま、単純に、相模原が主に活動の拠点としているバンド、他、静岡からの遠征組、横須賀のバンド・・・が
集まったのでこじつけてみたんだけど、意外とハマって結構MCネタになってた。
が、ひとつ判明したんだけど横須賀のバンドって言ったけど、代表者が横須賀在住なだけだった(笑)。
他は横浜だったらしい。ごめんなちゃい!
さて相模原代表「SEMI-AUTO STRANGERS」
何回か出演経験があり、尚且つレコーディングもした彼らですが、なかなか光る物がありながら、
演奏能力に少々難ありだったんですが(苦笑)、今回随分練習をしてきたみたいで、凄く上達していて
新曲もいい曲で全体に凄くパワーアップしてた!これは嬉しい誤算!もちろんまだまだバラけている
ところも多いし、あせって走る部分もあったけど、とりあえずは今日は褒めまくりました。
ちゃんと努力してここまでバンドをまとめてきたのは大したもんですね。
最後珍しく声が続かずかすれてしまったけど、これもいい経験ですね。これからはこうなることも計算に
入れてセットを組むことができる。
「CLAUDIA」なんと静岡代表!
持ち込み機材も多く、正直色々わがままを言うのかと思ったら、むしろ逆で凄く音楽をやる意味で
姿勢が良かった。もちろん最初の顔合わせで俺が「全バンド平等にする」ってきちんと言っておいたんで、
気を付けた部分もあるかも知れないけど、でももともと「自分たちは機材が多い分、迷惑をかけないように
する」って心構えをしっかり持っていましたね。キャビ1台だけはステージ下手に置くことを許しましたけど(^^
サウンドも自分たちで結構作り上げてきてバランスも良く、曲も歌を主体にしていてなかなか良かったですね。
残念だったのはMC及び、バンドの方向性、ビジュアルなどがややちぐはぐに見える、男っぽい方向に行きたいのか
お化粧系に行きたいのか、ちょっとわかりづらい。お客さんの煽りも正直まだまだ。お客さんが乗り切れない。
せっかくの実力を自分たちで自爆しているようなところがあったのが残念。
しかし前途した通り、曲もいいし歌もうまく演奏も申し分ないので、色々修正して行けばよくなると思います。
また、全演奏後に観客席でお客さんに自分たちのCDを無料配布したり、積極的に話しかけて、感謝の
言葉をみんなに言っている姿勢は素晴らしかったと思います。それだけでもお客さんは嬉しいものだからね。
「Bunglers」横須賀代表(一応)
当然トリはここです。歌、演奏、楽曲、どれをとってもまず間違いない。ハードロックを基本にしっかりした歌ものを
聞かせてくれます。そしてセンスがいいのがハードロックを基本にしながら、ありきたりではなく、かっこいい
コード進行、歌メロをしっかり追及してそれを具現化出来ているところ。正直ルールにのっとったHRナンバーは
ある程度お約束で作れるので「これ、センスいいな」って曲を作るのが意外と難しいのですが、ここは
しっかり新曲などでセンスが只者ではないいい曲を仕上げて来てくれました。大体、レコーディングした
代表曲を凌ぐ曲を作ってくるのはバンドとして相当大変なことですからね。その辺が出来てるのが凄い。
それと今回もっとも上達したのはVoさんですね。彼女はレコしたとき、1回も録りなおしをしなかった伝説を
作った強者なんですが、ステージングは前回観た限りでは正直イマイチでした。固すぎるし、あまり魅力を
感じられなかった。もったいないと思ったね。でも今回は別人のように自然にいいパフォーマンスを見せて
くれて、表現力がUPしてました。以前は「もうリーダーが全MCやったら?」ってくらいVoさんはバンドを
引っ張っていけなかったのですが、今回はMC含め、立ち振る舞いが凄く良かったですね。