教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

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小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

勝負

2013-04-10 | 日記

野球やサッカーなどのスポーツ界、競輪競馬、パチンコなどのギャンブル、ドラゴンボールや北斗の拳、ヤンキー物などの

マンガやアニメ、はたまたAKBのジャンケン大会みたいな勝ち負け・・・こう言ったことに夢中になることから、人間は

やはり本能的に単純な勝ち負け、勝負事が好きなようだね。ま、動物のDNAとしてそうでないといけないのだろう。

かく言う俺だってあんまり勝負事は好きな方ではないとは言え、やっぱり「どっちが勝つか」みたいなものには

ドキドキするもんね。

ただね、どうしてもそれだけで色んなことを判断しちゃうとね、もったいないし、大切な物も見失うこともあるかも

知れないので気を付けたいところだね。

 

売れてるCDが良くて、売れていないものは良くないなんてことはないだろうし、お金持ちが素晴らしくて、

そうでない人はダメってこともないだろうし、最後に逆さ押さえ込みでやっと勝った藤波より、終始攻めてた

長州の方がこの勝負は勝ちじゃない?みたいなことだってあるわけで(笑)、表面だけでなく、その裏側も

見れるといいよね。

 

プロレスを例に出しちゃったけど、野球もサッカーも勝ち負けが一番大事なことなんだろうけど、試合そのものも

楽しめれば一番いいよね。いや、そんな甘くないのかな・・・。

ギャンブルはダメだね。勝たなきゃどんなに楽しいゲームでもお金がどんどん無くなって危険だからねえ・・・。

 

ところで、昔ね、俺も人並みに少年ジャンプなんかを高校生くらいまでは読んでいたのね。

んで、その頃はキン肉マンとかドラゴンボールとか魁、男塾・・・とか連載していたと思うんだけど(時期は定かで

ないけど)、ドラゴンボールもキン肉マンもね、始めは普通のギャグマンガで、でも格闘シーンも良く出てくる・・・

みたいな感じだったの。それがさ、まあ、正直言っちゃうと、なんとかVSなんとかにしておくと描く方としては、

楽なんだよね、きっと。とりあえずストーリーはあんまり考えなくていいからね。戦っている間は何週間か

大まかな筋を先延ばしに出来るからね。

キン肉マンも途中から、もうずっとプロレスマンガの試合シーンみたいな展開が何週間も続くの。

「おーっと!ラーメンマン、〇×▽◎だーー!!」みたいなのばっかりで、やっと決着がついたと思ったら、

その何万倍も強いのが出て来て、んで、しばらくすると過去に戦った敵が蘇ってきて主人公側に付くと・・・・。

だいたいそのパターン。物語はほぼないんだけど、キャラで持ってっちゃうパターンね。魅力的なキャラが

いるからもちろんそれもいいやり方なんだけど、さすがにちょっとバカバカしくなって結局離れてしまった。

みんなに人気のドラゴンボールもそう。途中から天下一なんとか(武闘会だっけ?)での戦ってるシーン

ばかりで、そのあとも宇宙を舞台にほぼ戦ってるシーンばかりで、個人的にはまったくついていけなくなった。

きっと我慢強く読んでいればなかなか進まない物語も面白くなるところまで行けたんだろうけど、俺には

無理だった。1ページ丸ごと「ドーーーーン!!!」とか言って惑星が吹っ飛んでるシーンで「今週、話が進んでない、

それどころかセリフもない」みたいな週が続くとちょっと無理だった。年齢もあるけどね。自分も小学生だったら

もっと純粋に楽しめたと思うよ、きっと。

男塾もそうだよ。初めの方は油風呂の富樫とか、面白かったのに。途中からエスカレートして戦ってばかり。

北斗の拳も結局は誰が誰より強いみたいな感じだった(?)のかなあ。これまたちゃんと読んでいないので、

偉そうなこと言えないんだけどさあ。

ま、昔からよくあるボクシングマンガなんかも似たようなもんだけどね。ただ、もう少し深みと言うか、必然と言うか、

納得できる部分があった気もするんだけど。

 

それにしても音楽やバンドってのは勝敗にすることも出来るけど、「これもいいけど、あれもいい」って全部共存できる

ところがいいよね。

 

結局、なぜか人は単純に「戦い」があると惹かれてしまうと、今回はそういうブログでした!