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しばたっ子応援団 in 西住小学校

2015-12-10 23:16:17 | 之波太:柴田
しばたっ子応援団に登録しています。個人と団体(柴田町星を見る会)の両方です。




今年7月下旬、しばたっ子応援団研修会が開催され、参加しました。
その際、学校側からの要望とのマッチングがありました。
管理人は、天体観察支援だけでしたが、郷土の歴史、職業体験講話も加えました。
町内の小中学校3校の担当者とお話してきました。

コーディネーターの方から連絡があり、西住小学校6年の「戦時中講話」の依頼があり、
12月7日(月)夕方、先生、コーディネーター、管理人で打合せを行いました。
当初、コーディネーターの方からは「海軍火薬廠」の話ということであったので、
引き受けたが、実際、先生からの依頼は少し違っていました。
ここで、断ると授業に穴が開くとの思いから引き受けることにしました。
活動のねらいは、
「戦時中の生活の様子について、戦時中の品物や聞き取りを通して知り、戦時中の人々
の生活や思いについて考える」
お願いしたい支援内容は、
・戦時中の品物(できるだけ身近な物)に触れる
・戦時中の生活の様子を知る
でした。
時間は、20分程度とのことでした。

7日の夜から今日の朝方まで準備を行いました。

いよいよ、本番当日、3校時で45分の授業です。
事前に確認したいことがあり、寄り道をしたため、集合時間を少し遅れました。
先生に、本日の講話のテーマを伝えました。
・金属供出
・学徒動員
・戦時中の教科書の実物
いずれも柴田町と関係付けてお話をしました。
教科書は、6年の児童20名ということで20冊以上用意しました。

パワポで資料を作り、教室に設置されている電子黒板にパソコンをつないで大型の
ディスプレイで見てもらいます。



管理人の講話のあと、先生が自分の考えを持ち、感想を書き、発表まできちんと
フォローしてくれました。
用意した教科書には、墨で黒く塗りつぶしたものもあり、先生が説明してくれました。
校長、教頭先生らと講話が終わってからお話しましたが、その際、先生方からも
黒塗りの教科書の実物を見たのは初めてとのことでした。
何とか、「戦時中の講話」が終えることができました。
しばたの郷土館の皆さんには大変お世話になりました。