団扇透図鍔 (鍔の歴史)


団扇透図鍔 刀匠
なんとも大胆な意匠というか、遊びごころが現われている作。桃山時代の文化的影響が残されている、おおらかな意匠と言えよう。鍛えた鎚の痕跡が全面に残り、鍛え割れが所々に生じて景色となっている。手にした感触は滑らかであり、江戸時代の所持者の手入れの結果が、現状であると言えよう。総体的に肉厚で、しかも櫃穴辺りが耳際に比較してわずかに厚い造り込み。江戸時代初期であろうか。93.8ミリ。□


団扇透図鍔 刀匠
なんとも大胆な意匠というか、遊びごころが現われている作。桃山時代の文化的影響が残されている、おおらかな意匠と言えよう。鍛えた鎚の痕跡が全面に残り、鍛え割れが所々に生じて景色となっている。手にした感触は滑らかであり、江戸時代の所持者の手入れの結果が、現状であると言えよう。総体的に肉厚で、しかも櫃穴辺りが耳際に比較してわずかに厚い造り込み。江戸時代初期であろうか。93.8ミリ。□