画龍点睛図鍔 (鍔の歴史)
画龍点睛図鍔 政柳軒浜野直寛
絵に描いた龍の瞳に目玉を描き込んだところ、龍は生命を得て絵から飛び出して天上に昇ったという、古代中国の伝説を題に得た作。これも浜野派の金工の手になる。浜野派はこのような中国の歴史人物や我が国の合戦図などに取材し、写実表現になる人物描写を得意とした。ここでは赤銅地高彫に金銀素銅色絵。特に顔の表現、表情豊かに動感に溢れ、手や衣服にも動きがあるところがいい。68.2ミリ。□
画龍点睛図鍔 政柳軒浜野直寛
絵に描いた龍の瞳に目玉を描き込んだところ、龍は生命を得て絵から飛び出して天上に昇ったという、古代中国の伝説を題に得た作。これも浜野派の金工の手になる。浜野派はこのような中国の歴史人物や我が国の合戦図などに取材し、写実表現になる人物描写を得意とした。ここでは赤銅地高彫に金銀素銅色絵。特に顔の表現、表情豊かに動感に溢れ、手や衣服にも動きがあるところがいい。68.2ミリ。□