日月図頭鐺


日月図頭鐺
金と銀で陰陽に表現した波。そこには太陽と月が意図されている。造形が縦長ではあるも、丸みを持っていること、特に横からの眺めでは半円に見えることから、日月を暗に示していることは明白。金と銀の違いは別にして、微妙に彫り方を違えているのが分るだろうか。流れる波の表面に加えた片切彫である。どうっと流れてくる様子、崩れ落ちる様子を、巧みに描き分けているのである。波の表面にも小さな彫り込みを施して崩れ落ちる様子を独創的に表現している。


日月図頭鐺
金と銀で陰陽に表現した波。そこには太陽と月が意図されている。造形が縦長ではあるも、丸みを持っていること、特に横からの眺めでは半円に見えることから、日月を暗に示していることは明白。金と銀の違いは別にして、微妙に彫り方を違えているのが分るだろうか。流れる波の表面に加えた片切彫である。どうっと流れてくる様子、崩れ落ちる様子を、巧みに描き分けているのである。波の表面にも小さな彫り込みを施して崩れ落ちる様子を独創的に表現している。