千鳥図鐔 高橋一次
千鳥図鐔 銘高一次造之
これも東龍斎風の作品だ。二重式の耳に構成して額縁効果を求めた特色ある表現。鉄地高彫象嵌。夕日を背に飛翔する千鳥、磯馴松の伸びやかな様子、ひたひたと砂浜を撫でるような穏やかな波。砂浜は真鍮地に貝殻を彫り出し、波は鉄地高彫。この波も東龍斎派の特質である。76.7ミリ。
千鳥図鐔 銘高一次造之
これも東龍斎風の作品だ。二重式の耳に構成して額縁効果を求めた特色ある表現。鉄地高彫象嵌。夕日を背に飛翔する千鳥、磯馴松の伸びやかな様子、ひたひたと砂浜を撫でるような穏やかな波。砂浜は真鍮地に貝殻を彫り出し、波は鉄地高彫。この波も東龍斎派の特質である。76.7ミリ。