文散図鐔 応仁
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f2/87bd77c8e6a222f367f46bd2de5f8db4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/f5/35179a308a97fa5d95d5d9ca9baf96c1.jpg)
文散図鐔 応仁
前回と同様に文様を散している作。下地は放射状の浅い溝を切り込んで菊花形に仕立てている。文様の多くはお目出度い事物。象嵌の色合いが素銅に近いものであろう、赤みが強く感じられる。象嵌の落ちた部分を観察してほしい。以前に紹介した作品でも同様だが、意外にも浅く彫り込んだところに嵌め込んでいる。これでは容易に落ちてしまうだろうと思う。即ち、猪目透かしが施された鐔は、本作より時代が下がると考えてよさそうだ。前回の鐔と同様に、切羽台周囲の菊花状金具の打ち込み部分を比較鑑賞されたい。
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文散図鐔 応仁
前回と同様に文様を散している作。下地は放射状の浅い溝を切り込んで菊花形に仕立てている。文様の多くはお目出度い事物。象嵌の色合いが素銅に近いものであろう、赤みが強く感じられる。象嵌の落ちた部分を観察してほしい。以前に紹介した作品でも同様だが、意外にも浅く彫り込んだところに嵌め込んでいる。これでは容易に落ちてしまうだろうと思う。即ち、猪目透かしが施された鐔は、本作より時代が下がると考えてよさそうだ。前回の鐔と同様に、切羽台周囲の菊花状金具の打ち込み部分を比較鑑賞されたい。
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