吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

検索キーワード

2011-10-02 20:39:24 | Weblog
ブログの編集をしていると日々の我がブログに到達した検索キーワードが多い順に分かるように
なっている
毎日上位に来ている語句が 喫煙室 換気回数 暖炉設計 吾輩 空調方式比較といったもの

この言葉でなぜこのブログにヒットするのかはもちろん過去にそういう記事を書いたことがあるから
では何故毎日 喫煙室排気 などという言葉が検索されているのだろう

おそらくそれは国交省の茶本にも換気量の根拠が掲載されてない。 他の真面目な記事にもおそらく具体的な換気量を断定した記事が見当たらないからであろうことが推察されるのだ

どんな人がその語句でこのブログにたどり着いたのかを考えてみた

①設計事務所の新入社員
②サブコンやゼネコンの設備設計担当
③竣工後喫煙室の換気が悪くてクレームがきたので、改めて調べてみた
④管理職で図面をチェックしていて、思い悩んで根拠を探してみた

以上のような理由のほかにもあるとは思うが

もう一度 ”喫煙室換気”で我がブログでヒットしたひとのために再度 我が意見をいわせて頂戴

僕の経験では十数年前に最初に喫煙室というものが現れたころの失敗である

それは便所なみの10回換気で換気扇で行っていたのだが これは見事に失敗に近かった
それは精神病院の喫煙室 昼ごはんが終わった瞬間に喫煙室のなかはひっきりなしに座れないくらいのすしずめ状態が続くのである。それだけではない 煙草を1日じゅう吸っているひとがいるのだ

2回目はある総合病院の喫煙室 換気回数をいっきに100回としてなおかつ給気も導入した

ところがこれも 実は不満が残ったのだ
それは給気も天井、排気も天井からであったため煙が撹拌されクレームはなかったが自分のなかでは非効率的なものを作ったと悔いが残った

といろいろ失敗やいまいち等を重ねた結果が
給気は扉のドアガラリの下部から入れる
換気回数は50回が目安
部屋の外部の給気量に配慮する
空調は不要(条件にもよるが)


たったこれだけを守れば大丈夫

もっと新しい発見が今後あるかもね・・・








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