立命館大学 文学部 応用人間研究科
谷 晋二 教授の「行動理論」セミナーからです。
行動理論は行動療法、認知行動療法を支える理論で
・不安や恐怖に関する基本的な行動理論を説明することができる
・人間の言語行動と行動との関係を説明することができる
等を目指した理論です。
レスポンデント行動、オペラント行動、般化・般化勾配、強化子
三項随伴性、先行刺激・弁別刺激、確立操作、ABC(エリスの提唱
したものとは異なる)、視覚的・聴覚的・身体的プロンプト、
フェイディング、トータルタスク法、ルール支配行動、マインド
フルネス等々の専門用語が目白押しで 大変難解。とても6時間の
セミナーでは概要すらも掴みきれませんでした。
次回はもう少し時間をかけて拝聴したいと思います。
その中でも多少なりとも理解できたことは
・学級崩壊の論理的裏付け
・思考抑制の無効性:考えてはいけないと思うとかえって考えて
しまう
・人は言葉を持つことより文明を進化させたが
その言葉にとらわれることにより他の生物にはない呪縛を受ける
ことが運命付けられた
そこで学んだエクササイズでこれからも活用してみたいのは
*「葉っぱに乗せて流す」技法です
椅子に腰かけて目をつぶり 森の小川のせせらぎをイメージ
します。そして浮かんでくる考えを(苦しいことも、楽しい
ことも)全て葉っぱに乗せて流してしまうのです。
これによって、ヨガや座禅によって得られるのと同じような
言語にとらわれない「無」の境地を目指そうというものです。
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