グロービス経営大学大学院並びに淑徳大学講師 大澤昇先生の
「カウンセラーのためのリラクセーション講座」を受講しました。
当初は単なる技法の講習会と思っていましたが、冒頭のお話が
「カウンセラーは自分に余裕や安定性がないと、弱っている相談者を援助
することはできない。つまり、自分の器以上の援助はできない。器を大きくし、
常に安定し悠然として、存在しているだけでも援助が可能になるためには、
自分で自分をリラックスさせる技法を身につけていることが最低限必要となる。
そうすることで、さらにクライエントにも必ず必要となる効果的なリラクセーション
法を教えること、メンタルヘルス研修などで指導できることが可能になる。」
「リラクセーションとは、単なるゆったりとした心身の状態をさすのでなく、少々の
ストレスの負荷では凹まない、あるいは凹んでもすぐに元の状態に戻ることが
できるような、復元力の高まった柔軟な状態を意味している(熊野)、つまり、心も
体も柔軟で生き生きゆったりしていて、エネルギーに満ち満ちていること。」
ということで、リラクセーションの重要性について根源から見直す機会を与えられました。
技能研修自体は
・漸進的筋弛緩法
・簡易版筋弛緩法
・分割弛緩法
・呼吸法 等オーソドックスなもので
最後にストレス理論についての講義があり充実した1日研修となりました。
他者支援の前に、まず自分、ですね。
ありがとうごさいました。
私も大澤先生のお言葉から
大きな気付きを得ました。