TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

グッドバイ

2020年08月30日 | 映画鑑賞日記

レンタル店で借りてきて観た映画1本目は、『グッドバイ』でした。太宰治の未完の遺作の映画化作品。映画館の予告編を見て興味を持った映画でした。戦後の復興期に、文芸誌の編集長として働いていた大泉洋さんが演じる田島が主人公。田島は奥さんと子どももいるのに、何人も愛人がおり、そろそろその繋がりを絶とうと、小池栄子さんが演じるキヌ子を偽の奥さん役に雇い、愛人たちと会っていくといったストーリーでした。その中で、田島に思いがけないことがいろいろ起こり、偽物役に依頼したキヌ子との出会いが二人にとって掛け替えのない繋がりだったというコメディタッチの諸々のシーンやセリフの中に人生の機微と真実を感じた作品でした。

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絵本すみっコぐらし

2020年08月30日 | 読書日記

絵本すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコストーリーブック 主婦と生活社

だいぶん前に映画館で観た映画のストーリーブックです。映画を観に行ったものの途中居眠りしてしまったのでこの本を読んだらこんな展開だったのだなあと全般的な内容を掴むことができました。映画の世界を本で読んだら映画館で映像のみから受けた印象と本から受ける印象が少し違っていました。映画で見逃してしまっていたほこりとかまめマスターとかざっそうとかのキャラクターたちの存在を知ったこととや映画で見逃してしまっていたシーンもこの本を読んだら知らなかったこともあって、そうだったんだと思い出しながら読めました。猫がおなかを鳴らしていた鬼にきびだんごをあげた後、鬼が猫にお礼を言いに来たり、ひよこやすみっコたちの頭に小さな花をつけてみんな仲間だからねと確かめ合うシーンなどなど、映画の中で描かれていたすみっコやひよこに起こったいろいろな出来事がこの本を読んで映画で見逃してしまっていたいろいろな繋がりがようやく線として結ばれました。映画で感じたほのぼの感と優しい印象はこの本を読んでより鮮明に心に刻みつけられたような気がします。

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