今年の漢字が昨日12月12日の午後2時に清水寺で発表されました。テレビで生中継されていたので見ていました。今年の漢字はやっぱり「戦」でした。2位は「安」でした。テレビを見ているといろいろな方々がご自身の今年の漢字が何だったのかを言われてましたので、自分も自分自身の漢字が何だったかを考えてみました。
今年は「寂」にしました。いろいろ寂しいと思うことが例年に比べたら多かったからでした。
数十年掛けていたカーテンが破損して2枚だけは残ったけれど、後の2枚は新しい違うカーテンに掛け替えました。いつもチューリップ柄のカーテンに囲まれて過ごしてきただけに寂しいなあと思いました。
親戚の叔父、母の弟にあたる叔父の奥さんのお兄さん、一番初めの職場でお世話になった先輩が亡くなりました。親戚の叔父の息子にあたる従兄から告げられたことなどを思い出すと寂しいなあと思いましたし、みんな年を重ねるといつかは亡くなるという事実を受け止めないといけないことが最近はどんどん加速してきたことも寂しい限りです。
年賀状を出していた方が、高齢になったので、来年から年賀状仕舞いをすると今年の年賀状に書かれていたのを見るとやっぱり寂しいなあと思いました。
今年は桜の季節とラベンダーが咲く季節に富士山とコラボした風景を見たいと思ってその季節に初めて訪れたのですが、両日とも曇天や雨になり、その風景を見ることができなかったことが寂しかったです。
日帰りであまり歩かずに済む場所のときは父を誘ってみるのですが、自宅で待ってると父が言う回数が増えてきたのが寂しいなあと思いました。
今年もあちこち泊りがけの旅や日帰り旅をしてきましたし、コロナ禍3年目になり、3年間開催されていなかったいろいろな催しやイベントが再開されました。以前訪れた場所に再度訪れた旅先が多かったですし、懐かしいとともに側にいない家族のことを思い出すと寂しい気持ちも一緒に蘇りました。
今まで自然に普通にそっと見守るようにいて下さった方々がこの世から去られたのを知ったときはとても寂しかったですし、年賀状を出すことで年賀状でしかやり取りしていなかった方の方ともうやり取りもできなくなったことが寂しかったですし、もう頼りにできる方々がもう自分のまわりにはほとんどいなくなってしまったということを改めて知らされた年になった気がしました。その他にもいろいろと寂しいなあと思ったことが例年よりは強く感じた年になりました。来年はもっといい漢字になるようにと期待しておきたいものです。