11月30日、日本三大廃線トンネル群のひとつの愛岐トンネル群に行ってきました。愛岐トンネル群は庄内川のV字谷沿いに続く中央線の廃線跡で、1966年に線路付け替えに伴い廃線となった区間が有志の方々により維持管理されており、限定されている期間だけ一般公開されています。100年以上の歴史を持つ赤レンガのトンネルなどは国の指定有形文化財に登録されています。11月28日に放送されたモーニングショーでも紹介されたため、今年は例年よりもさらに多くの方々が来られているそうです。例年毎日約8000人の方々が来られている知る人ぞ知る美しい紅葉スポットのひとつになっています。
今回はツアーのバスで訪問したため、城嶺橋の向こう岸の駐車場からトンネル入口までは約400メートルくらい庄内川沿いを歩いて行きました。
途中JR定光寺駅を通って歩いて行きました。
秋の特別公開期間は9日間でした。
この通路をまっすぐ歩いてトンネルの入口まで向かいました。
崖っぷちにあるのがJR定光寺駅です。電車が着く度に大勢の方々がトンネルの入口に向かって歩いて行かれました。
勝川駅プラットホームの赤レンガを移設したモニュメントがあったこの場所から階段を登って行くと入口に辿り着けました。
3号トンネルの入口にはSL実物大の大幕が掛かっていました。
3号トンネルの中はこんな感じでした。
ごつごつした敷石の足元が悪い中、懐中電灯で足元を照らしながら気を付けて歩いて行きました。入口付近で杖をお借りしたので杖を頼りに歩くとだいぶん歩きやすかったです。
3号トンネルは76メートルありました。
3号トンネルの出口まで歩いてきました。出口付近には古レールを再利用した落石防護柵のリユース柵です。
3号トンネルの出口付近
足元がよくない地面を歩いて行きました。着いたときには時雨れていましたが、トンネル群を歩いていたときには止んでいたのでよかったです。