2月14日にNHKで放送されていた『クローズアップ現代』の中で『買い物や病院に行けない…バス減便・タクシー』を見ました。
(NHKのHPより転載)
千葉で路線バスの便数が1日32本から3本に激減。温泉地別府では、観光客と住民がタクシーを奪い合う事態に。“移動の自由”が失われ、日常生活に支障が出る住民が増加。国交省の調査によると、国民の4割が公共交通の利便性に満足していないといいます。そうした中、国は一般のドライバーが自家用車で乗客を運べる“ライドシェア”を導入すると発表。これからの公共交通のあり方は?先進地フランスの事例も交え、考えました。
この番組で公共交通機関であるバスが減便されたり、タクシーを呼んでも来てもらえないという深刻な現情が紹介されていました。
先日テレビのニュースで長野で路線バスが日曜に休止になったというのを見ましたし、先月南淡路市を旅したときに路線バスやタクシーの最近の事情を実際に実感してきました。タクシーの運転手さんがコロナ禍でいろいろなことが変わってしまったとおっしゃっていたのが印象に残りました。うずの丘や休暇村などの近隣ホテルへの送迎バスはおひとりの運転手さんが掛け持ちですべてを賄って運転されていましたし、人出不足なのもよくわかりました。今後、いろいろな場所を旅するときいつもお世話になっていた路線バスを利用できなくなったり、タクシーの利用もできにくくなったりするという実情がもう目の前に迫ってきているというのを実感してきました。
車を運転できないとどこにも行きにくくなる時代がどんどん加速化してきているのを実感した番組でした。