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出身大学や社歴・役職などどうでもいいこと。ビジネスの現場では今だかつてそんなこと聞かれたことはない。訊かれるとすれば過去の指導先や事例などだが、それよりもいろんな課題をストレートに突き付けられ、何か解決策はあるかと問われることの方が多い。
ある特定の特徴や強烈な印象に引きずられて正しい評価が歪められるハロー効果。残念ながら人は見えない部分までこの効果に支配され勘違いする傾向にある。一方的な概念で人物の全てを評価してしまうことは実に怖いこと、ハロー効果に左右されない真実を見抜く目が欲しいものだ。
今のコンサルタントにハロー効果など通用しない。看板や肩書、達弁よりもビジュアルな現場での実績が優先されるのだ。打診やオファーがあれば相手が何を求めているか、自分に何が出来るのかを最初に考える。背伸びして偉そうな顔で引き受けても期待に添わねば申し訳ないからだ。
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