亡父が夢中だった大相撲、栃若・柏鵬など懐かしいが当時の流行語「巨人・大鵬・卵焼き」に反発しライバルの45代横綱若乃花や柏戸を応援したものだ。佐田の山、北の富士、輪島、千代の富士・・・名横綱や地元出身力士の活躍に一喜一憂、昭和後半から平成初めにかけて強さの象徴だった。
だが、現在の国技大相撲は残念ながらモンゴルに牛耳られている。図体大きく基礎体力あり、カネ稼げる日本で相撲取りになるのも納得できる。行儀作法と娯楽性の高い大相撲に対して命張る格闘技のモンゴル相撲、体力以上に気力・根性の差は歴然としているようだ。
第68代横綱朝青龍から5代続けてモンゴル人横綱が君臨し相撲界で我が物顔、今は横綱の照ノ富士の一人でもモンゴル力士の横綱誕生は続くだろう。強い日本人横綱が望まれるも相撲の考え方や鍛え方の違い?「伝統スポーツ」VS「勝つべき喧嘩」となればこの先も敵わないだろう。今場所は夕方5時半頃から30分のテレビ観戦、終盤戦の上位と下位の星のつぶし合いは実に面白い。それに長々続くプロ野球に比べると次々決まる勝負は性に合っているようだ。