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鷲(わし)座の牽牛(けんぎゅう)と琴(こと)座の織姫が旧暦の7月7日の夜(七夕)、年に一度出会うという伝説。中国で生まれたものだが日本にも棚機つ女(たなばたつめ)の乙棚機(おとたなばた)の信仰があったらしく、古典劇「ロミオとジュリエット」を連想してしまう。ただ今晩は曇空のようで星は見えないだろう。
『昨日は今日の記憶。明日は今日の夢。』(ハリール・ジブラーン)
~過去に起きたことを自分の中で受け入れ次に進むためには頭を切り替えなければならない~
七夕と言えば思い出すのは仙台、夏の盛大な七夕祭は青森ねぶた、秋田竿灯とともに東北三大祭りの一つとして知られる。仙台駅構内は色鮮やかな和紙の七夕飾りで埋め尽くされ夫婦でデジカメを撮りあったものだ。それから8ヶ月後に東日本震災の大惨事、遭遇していたらと思うと背筋が凍りついた。復興の東北旅行を思い立つも去年からコロナ禍、計画もなにもあったものじゃない。終息すれば出掛けたいものだ。