自分で選んだビジネスだが何度か選択肢に躊躇したことがある。階段上り振り返り、立ち止まり一人頭を抱え込んではどうしたものかと悩んだものだ。ジタバタしても仕方ないが誰にも相談できず頼る人なく辛い日々が続く孤独なコンサルタント!いつだって自分なりの答えを出さねばならなかった。
「どっちに踏み出す?いや留まる?それとも引き返す?迷いに迷った挙句、駄目モト!失敗しても殺されはしないと開き直り、決意を固めた。そう決めれば迷いも消え勇気らしきが湧き出し、寸分の狂いもない性分の有言実行が始まった。あとは運を天に任せて成るようになると駆け上がったものだ。」(noriyuki)
一か八か追い詰められた時、立ち向かうのは云うほど容易いものではない。そんな時に自分を他人に置き換えることを思い付き、もし他人なら?と立場を変えるとたちまちアイデアが閃き、もう一人の自分が進むべしと耳元で檄を飛ばす。その処世術の応用が今もコンサルの仕事で生かされている。