・出窓より街を見ながら微笑める美緒を見たりき路上のわれは・アラブ馬に頭(ず)を垂れ居たる汝(なれ)のことわれは見守る厩舎にありて・冬空を見あぐる美緒の横に立ち心あたたかしこの夜もまた・ゆらめきて色ゆたかなる羽根のごとフラメンコダンサーのドレスの裾は・冬となり毛皮の帽子を手放さずロシア生まれの若き女(おみな)は 難解歌はないと思う。読んだまま受け取っていただければよい。「アラブ馬」に関して「何でアラ . . . 本文を読む
4月10日、下北沢のライブハウス・ラプソディにアコースティックライブを聞きに行った。出演者は3ユニット。新宿心音会板谷祐、栗原優with鈴木峻、滝和祥。 新宿心音会板谷裕:カバー曲を含めて演奏。死を予告するような「サクラの歌」、春の孤独、をうたい上げた。「花水木」「風に吹かれて」「上を向いて歩こう」のカバー曲に味わいがあった。 栗原優with鈴木峻:栗原の歌の特長は、歌詞で一人称を僕と呼ぶこと。 . . . 本文を読む