岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「星座α」28号より・相聞5首

2022年04月13日 23時36分02秒 | 岩田亨の作品紹介
・出窓より街を見ながら微笑める美緒を見たりき路上のわれは・アラブ馬に頭(ず)を垂れ居たる汝(なれ)のことわれは見守る厩舎にありて・冬空を見あぐる美緒の横に立ち心あたたかしこの夜もまた・ゆらめきて色ゆたかなる羽根のごとフラメンコダンサーのドレスの裾は・冬となり毛皮の帽子を手放さずロシア生まれの若き女(おみな)は 難解歌はないと思う。読んだまま受け取っていただければよい。「アラブ馬」に関して「何でアラ . . . 本文を読む

アコースティックライブ@下北沢Ⅱ

2022年04月13日 01時35分48秒 | 短歌の周辺
 4月10日、下北沢のライブハウス・ラプソディにアコースティックライブを聞きに行った。出演者は3ユニット。新宿心音会板谷祐、栗原優with鈴木峻、滝和祥。 新宿心音会板谷裕:カバー曲を含めて演奏。死を予告するような「サクラの歌」、春の孤独、をうたい上げた。「花水木」「風に吹かれて」「上を向いて歩こう」のカバー曲に味わいがあった。 栗原優with鈴木峻:栗原の歌の特長は、歌詞で一人称を僕と呼ぶこと。 . . . 本文を読む