アフガン陸軍、住民に避難呼びかけるビラ 韓国人人質で
2007年08月02日01時04分
アフガニスタンの韓国人人質事件で、アフガン陸軍が1日、拉致現場であるガズニ州カラバグ地区の住民に避難を呼びかけるビラをヘリコプターで投下したこ とが分かった。州当局筋が朝日新聞に明らかにした。同地区内で「国軍が大規模な移動をしている」との目撃情報もある。人質解放の交渉が行き詰まるなか、政 府が救出へ向けて反政府勢力タリバーンへの軍事作戦を強化させている可能性もある。
ガズニ州当局筋によると、1日昼に投下されたビラには「陸軍は軍事作戦を開始する意向である。住民は政府が管理する安全な場所へ避難するよう求める」などと書かれていた。作戦の開始日については触れていないという。
ただ、同筋は「中央政府からは特に指示はない」とし、救出作戦がすぐ行われるとの見方を否定。国防省報道官は「通常行っている武装勢力の掃討作戦に関連したものだ」と説明している。
地元住民によると、タリバーンの司令官格がいるとみられる地域の携帯電話の基地局は1日夕から電気が切られ、外部と連絡が取れない状態だという。また、国軍兵士がカラバグ地区にある二つの村で民家に入ったが、捜索対象が人質なのか武装勢力なのかは不明。
タリバーンは7月31日、新たな交渉期限として1日正午(日本時間午後4時半)を設定した後、新たな通告をしていない。23人の人質のうちこれまで男性2人を射殺しており、期限時間を過ぎてからは特に人質の安否が懸念されている。
タリバーンのガズニ州の現地司令官を名乗る人物は1日未明、朝日新聞の電話取材に「わざと交渉を遅らせて我々をいら立たせ、人質を殺害さ せる状況に追い込んでいる」とアフガン政府を非難した。そのうえで、「しばらく人質殺害を見合わせ、政府をさらに困惑させる方法を考えている」と述べた。
また、別の現地司令官は「韓国大使館と携帯電話で直接交渉している」と明かしており、韓国側に何らかの要求を伝えている可能性がある。
タリバーンは人質解放の見返りとして収監中のメンバー釈放を要求しているが、アフガン政府は拒否。1日も交渉仲介役が携帯電話でタリバーンと交渉を続けたが、行き詰まっている。悪化が伝えられる人質の健康状態なども考慮し、政府が今後、強硬策に踏み切る可能性もある。
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