ボスニアに聖母マリア出現!?バチカン公式調査へ
カトリックの総本山、バチカンは17日、ボスニア・ヘルツェゴビナにある人口2500人の町メジュゴリエで聖母マリアを見たとの目撃談について、 公式に調査を開始すると発表した。「真実」とされれば、巡礼地として公認される。
バチカンは当初、証拠がないとの地元教区の見解から「奇跡」に懐疑的で、真偽をめぐり論争となっていたが、既に3千万人以上が巡礼に来たほか、法 王ベネディクト16世に近い枢機卿が最近、現地の教会を訪れ聖地として認めるよう求めたことから調査を決めた。バチカンに任命された枢機卿らからなる調査 委員会が目撃者らに面談、調査を進めるとみられる。
1981年に6人の若者が丘の上で、幼い子供を抱き、頭に白い布を巻いた女性と会いマリアと直感。以後、同様の目撃談が続いた。最初の目撃直前 に、バチカンで前法王ヨハネ・パウロ2世がトルコ人に銃撃されながら命を取り留める事件があったが、「法王が助かったのは、わたしが守ったからだ」と女性 から聞いたと6人の若者のうち1人が証言、有名になった。
バチカンに公認された聖母出現の地としては、ポルトガルのファティマが有名。ボスニアでは1990年代前半、カトリック、イスラム、セルビア正教 の3教徒による内戦が発生、20万人以上が犠牲となった。(共同)
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ボスニア・ヘルツェゴビナの町メジュゴリエで、聖母マリア出現を記念して建てられたマリア像を見つめる巡礼 者ら=2009年6月(ANSA=共同)
バチカンは当初、証拠がないとの地元教区の見解から「奇跡」に懐疑的で、真偽をめぐり論争となっていたが、既に 3千万人以上が巡礼に来たほか、法王ベネディクト16世に近い枢機卿が最近、現地の教会を訪れ聖地として認めるよう求めたことから調査を決めた。バチカン に任命された枢機卿らからなる調査委員会が目撃者らに面談、調査を進めるとみられる。
1981年に6人の若者が丘の上で、幼い子供を抱き、頭に白い布を巻いた女性と会いマリアと直感。以後、同様の 目撃談が続いた。最初の目撃直前に、バチカンで前法王ヨハネ・パウロ2世がトルコ人に銃撃されながら命を取り留める事件があったが、「法王が助かったの は、わたしが守ったからだ」と女性から聞いたと6人の若者のうち1人が証言、有名になった。
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