滑走路に信号機 誤進入防止へ国交省が検討
2007年12月17日06時13分
航空機による相次ぐ滑走路への誤進入トラブルを受けて、国土交通省は滑走路の入り口などに信号機を取り付ける新システムの検討を始める。18日に検討会 議を立ち上げる。一連の事故は管制官とパイロットの意思疎通がうまくいかなかったことが原因。管制用語を的確にするなどの改善を進めているが、言葉による 確認だけでは限界があることから、視覚にも訴えるのがねらいだ。
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国土交通省が検討している新信号システム |
道路の信号機は赤黄緑の3色だが、国交省が検討している信号機は赤色のみ。誘導路が滑走路につながる入り口と滑走路端の路面に取り付けて、滑走路に入ったり、離陸を始めたりしてはいけない時に点灯してパイロットに警告する。
管制官が点滅させるとつけ忘れや消し忘れが心配されることから、自動点滅させる。このため、空港内を走行する航空機の位置や便名を航空機が出す電波から 感知する空港監視システムを開発。離着陸機が滑走路上にいるか、上空から着陸機が近づくと、監視システムが滑走路入り口の信号をつける。滑走路を横断中の 航空機がいる時も、滑走路末端の信号をつけて離陸を止める。
空港監視システムは羽田空港で試験運用が始まっており、2010年度には完成する。新システムはこれを受けて、早ければ2012年度に羽田空港に導入したいとしている。
課題は信頼性。同様のシステムがすでに米国・ダラス空港で試験運用しているが、点灯すべき時に点灯しないケースが0.7%の確率で起きて
いる。航空機の動きが遅い時など、滑走路に入ってくるかどうかの判定が難しいらしい。「もっと0に近づけなければ実用化は難しい」と、航空局の担当者は話
している。
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