
Looking northeast across 42nd St at w:Phizer world headquarters. Jim.henderson(パブリックドメイン)
高い有効性と素早い承認に敬意を表してファイザー社。イスラエルで存在感を示しているようです(イスラエルのワクチン接種、世界最速ペース 3週間で国民の2割に(毎日新聞2021年1月11日)>昨年12月20日に3週間の間隔で2回必要とされる米製薬大手ファイザー製のワクチン接種を開始。>ネタニヤフ氏は9日夜、国民に先駆けて、2回目の接種を受ける姿を公開した。「友人であるファイザー社のブーラ最高経営責任者(CEO)と17回目の会話で、イスラエルへの膨大な量の追加出荷について合意した」と述べ、個人的なパイプを生かして強力に働きかけたからこそ、ワクチンを国内に供給できていると強調)。
※ワクチンの供給体制に問題が生じれば、有効性がやや低いながらもアストラゼネカ社のワクチンが重要になるかもしれません。超低温冷蔵庫がボトルネックになることは多分ないのでしょうが・・・。有効性を踏まえ2回の接種体制は極力守るべきのような気がしますが、スピード接種を考えれば2回の接種は問題になると考えることは出来なくもありません。イギリスは一回目の接種を先行させるようですが、どうなんでしょうか(【新型コロナ】英ワクチン接種、2回目はずっと後でもいい?聞こえてきた不協和音 yahooニュース 小林恭子)。日本はワクチンの承認が遅れていますが、量を素早く確保出来るのか不安が無いでもありません。政権の力量が問われると思います。
イギリス 薬局でも新型コロナワクチン接種開始(TBS NEWS 16日)
>イギリスでは、これまで320万人以上が新型コロナワクチンの接種を病院や大規模施設などで受けていますが、薬局でも接種が始まりました。薬局での接種は、通常の冷蔵庫で保管できるアストラゼネカのワクチンが指定されていて、大手チェーンのほか、小規模な店舗でも行われています。
薬局で注射は意外な感じもありますが、薬剤師が注射できるのであれば、選択肢は排除されるべきではないのではないでしょうか。問題は新型コロナ感染症のワクチンの注射の速やかな実施において、ボトルネックになるのが、人材なのかワクチンの量なのか志願者なのかということです。
アメリカの例なんかではどうも今のところワクチン不足ではないようです。
米ワクチン接種に遅れ、なぜ?対策は?(RNC 西日本放送 2021.01.17)
>小さい行政単位では、ワクチンが到着しても接種する場所や人員を確保するための時間や予算が足りないといった問題が出ている所があるというのだ。
勿論日本でも政権等がキチンと考えているのでしょうが、これまでにない大規模接種ということで、人材不足になる気がしないでもありません。人手不足は日本のトレンドでもあります。あまり完璧を求めても仕方がありません。一定のクオリティを確保した上で、広く人材を集められるかが鍵のような気もします。心配のし過ぎであればいいんですけどね。
世界最速のイスラエルでは志願者の問題を解決しているようです。
新型コロナまん延の中、ワクチン接種 最速の国とは(TBS NEWS 15日)
>繰り返されるロックダウンに従わない国民が出始める中、ワクチンに期待が高まったといいます。それを支えたのが個人情報を管理する独特の「国民皆保険制度」でした。
>管理された情報をもとに接種が優先される基礎疾患のある人や高齢の人から順に接種を予約するよう直接メールなどが届く仕組みです)。
幾ら人と場所を確保してもワクチンを接種したいという人が来なければしょうがないのですから・・・.。やってみなければ分からないところはあるかもしれませんが、行政は大変なところもあるでしょう。また、ワクチンに対する機運が大切なところもあると思います。日本でも緊急事態宣言の効果が減じていますが、致死率から止むを得ない面はあって、代替案としてワクチンに期待が高まってもいいような気がします。それが目的ではありませんが、新型コロナウイルス感染症の解決は政権浮揚にもなるでしょう。
ワクチンの効果が早く切れるかもとか今から心配しても仕方がありません。有効性の高さも治験や専門家の言を信じるしかありません。副反応に関しては、逆宝クジのようなものと腹を括るしかないはずです。