観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

韓国はレッドチーム入りするか(ノムヒョンの幻想)

2016-12-31 11:25:41 | 日記
次の大統領選で韓国はレッドーチム入りするのかもしれません。そうなったらおめでとう。有難うさようならですね。

月刊Hanada2月号の呉善花さんの記事を読みました。ネットではパククネ批判と共に、「ノムヒョンは偉大な大統領であった」などとの書き込みが見られるそうです。親北的な思想も評価されているようです。北の工作もあるかもしれません(監視されているはずですが)が、韓国のレッドチーム入りを狙う五毛の影響もあるのではないでしょうか?

「イエスは復活した。ノムヒョンは何度も復活している」と牧師が説教したようです。お笑い韓国を象徴しているかもしれません。

呉氏によれば、韓国の若者たちは、北朝鮮の核実験やミサイルを脅威と思っていないそうです。天安沈没事件はもう忘れたようですね。北朝鮮に援助という名で搾取されていることも気にならないらしい。ともあれ、韓国が自由主義陣営のままで、合邦する気なのであれば、アメリカが合邦後の北の核など全撤去するに決まっているじゃないですか。レッドチーム入りするのですか?まぁ工作している人はレッドチーム入りするつもりなんでしょうね。KCIAは何をしているんでしょうか。寝てるんですかね。それに中国が自由主義陣営の統一朝鮮など認めるわけがありません。中国様の躾が行き届いていて、現実が見れなくなっているのでしょうか。

大体THAADは自由主義陣営の韓国を守るものです。嫌韓の日本人は見直し大歓迎ですよ。

氏の記事で疑問なのは、アメリカが衰退のくだりです。多少衰えても、まだまだアメリカは最強ですよ。韓国を守るぐらい訳ありません(ミサイルもまだ届きませんしね)。強い韓国とか言っても、レッドチーム入りでもしなければ、核武装国にはなれないでしょう。コウモリに信用はありませんから、アメリカが核武装を認める可能性はゼロだと思います。

ノムヒョンは「朝鮮半島がアジアの中心になる」という目標を掲げていたようですが、自分が見えてない寝言だとしか言いようがありません。韓国では左翼が酔っぱらって国を誤るのでしょう。ウリジナルですね。

そんな酔っ払いの韓国が国を誤らない(目を覚ます)ためには、狡猾な中国人の本性を知る必要があるでしょう。自分達の高い自己評価を中国が認めるかどうか中国人に聞いてみればどうでしょうか。そうすれば、レッドチーム入り後の韓国の未来が馬鹿な韓国人にも分かるようになるでしょう。若者は何時だって自己評価が高いものだと思いますが、そういうことなのでしょう。

韓国保守派も少しは頑張っている(プサンの領事館前の慰安婦像設置に最初は抵抗した)ようですし、日本はこれまで韓国が自由主義陣営だと思って、あるいは植民地支配に対する贖罪の気持ちで、あるいは隣人に対する善意で、韓国を支援してきたと思いますが、これまでの日本にもメンツはあるでしょう。愛想がつきていなければ、煽ってみてはどうでしょうか?韓国の反日に嫌気がさした多くの日本人は、韓国支援を支持しないとは思いますが。筆者は対馬が最前線でないならないに越したことはないとは思っています。

プサンの総領事館前の慰安婦像設置問題について

2016-12-31 11:05:40 | 日記
プサンの総領事館前の慰安婦像ですが、結局設置を容認するらしいですね。何やってんだか。

ウィーン条約違反の慰安婦像設置を撤去しないのは、日韓合意違反ですね。慰安婦合意は政府の行動を縛るもので、「民間」の行動を縛るものではありませんが、撤去は政府の権限ですから、撤去する根拠があるなら、撤去しなければなりません。それが慰安婦問題は最終的かつ不可逆に解決するということです。どんどん慰安婦像を設置して、慰安婦問題をアピールするというのは、問題を解決する気が無いということです。韓国政府よ、解決するんじゃなかったんですか?

日本政府は韓国政府に何時までも言い続けるべきでしょう。

そうすると、韓国は慰安婦合意を破棄してくるかもしれません。だったら、10億円は当然返してくださいね。

約束を守らないなら、しょうがない。何時までも遺憾砲では格好がつきません。断交かもしれませんね。

オマーンの北朝鮮人全員送還のニュースから

2016-12-31 10:10:39 | 日記
保守速のオマーンの北朝鮮人全員送還のニュースから考えたことを書きます。

コメントも投稿しましたが、北朝鮮が明らかな敵性国家だとしても、日本において送還すべき北朝鮮人がいるのかという問題があると思います。朝鮮籍(ウィキペディア)とは、北朝鮮人の意味ではなく、旧日本領の朝鮮半島出身者の内、韓国籍に書き換えをしていないものだからです。じゃあ何で朝鮮総連が活動しているのかという問題がありますが、その辺は曖昧に「触らぬ神に祟りなし」で放置されてきたのでしょう。

ただ、そろそろこの辺の問題は曖昧にしない方がいいのではないかという気もしてきています。通り名もそうですが、韓国人は韓国人として堂々としているべきでしょう。それで差別があるかもしれません(筆者は日本人が外国人差別を他の国以上にやるとは思っていませんが)が、それは外国人として生きるものの宿命のようなもので、受け入れるべきで、戦うべきでしょう。隠してなかったことにする問題ではないと思います。同和問題は、風化させれば、無くなるかもしれませんが、韓国人も同化しないつもりであるなら、当然外国人として生きるべきです。東アジア人は通り名を使って育てば、日本人と中々区別がつかない訳で、差別なく育てば日本への印象が良くなるでしょうし、実際問題、日本に同化し易くなるという側面はあるかもしれません。しかし、日本は血統主義であって、出生地主義ではないのですから、外国人として生まれれば、外国人として扱われるのが宿命のようなものでしょう。韓国人だけ特別扱いは正に在日特権で、そろそろ糺さないといけません。植民地併合の贖罪のつもりなのかもしれませんが、台湾人は通り名を使っていませんから、何時までも通用しないでしょう。どうも朝鮮半島出身者が差別を避けるため、日本名を名乗ったのが起源らしいですが、問題から逃げていては何も解決しません(実際全く解決の兆しがありません)。ともあれ、北朝鮮人として生きたい人がいるのであれば、北朝鮮人として生きるべきでしょう。韓国人として生きたいのであれば、韓国人として生きればいい。

コメント欄には、韓国人の強制送還に言及している人が多いようですが、筆者は日韓離間を狙う五毛の工作の影響を懸念しています。断交とは重いもので、そう簡単に断交できるはずもありません(日本人が大量に韓国に投資している日本人の財産はどうするつもりなのでしょう?在日の資産は韓国が回収でOKらしいですが、随分気前いいですね?日本人の財産は守るのが日本の国益を考えるということでしょう。違いますか?)。中国は台湾と断交しろ~断交しろ~と五月蠅いですが、何時もの癖で韓国と断交しろ~とコソコソやっているのではないでしょうか?筆者は韓国の行いから韓国が嫌いですが、韓国がまだ建前上自由主義陣営なのは、理解しています。日米同盟があって、米韓同盟があるのですから、間接的に同盟的なものもあるでしょう(アメリカがスワップを結ばないのに、日本が結んで援助とか笑止ですが)。日本がイニシアティブを握って、韓国をレッドチームに追い立てるようなことはしない方がいいと思います。日本のせいにされては堪りませんからね(日本人は我慢強いし、問題にわざわざ触ろうという人も少数派だと思いますので、韓国が日本のせいにしようと因縁をつけても、そう簡単にそれにのったりはしないと思います)。韓国が次の大統領でレッドチーム入りすると言うなら、断交も考えないといけないかもしれませんが。

中国人はそんなに韓国が欲しいなら、三顧の礼で迎えたらどうですか?

レコード大賞は廃止で

2016-12-31 09:42:22 | メディア
保守速のレコード大賞の記事を読みました。

新人賞に誰も知らないiKONなるグループが選ばれたようで、これは酷いですね。新人賞と言うからには、流行った曲のある方々を選ぶべきです。流行らせたい人を選ぶのは、流行っていない言葉を選ぶ流行語大賞と同じ病からくるものだと思います。今年流行った新人の曲はあるのはあるようですが、ないと思うなら、受賞者なしにすべきでしょう。

日本レコード大賞に韓国人が選ばれることに関して、問題はないとは思いませんが、K-POPは日本語で歌うでしょう。日本語の歌を歌う人に受賞させるという意味では、理解できなくもありません。流行ってなければ、それも意味がありませんがね。

それはさておき、レコード大賞は買収されているらしいですね。コメント欄を読んではっきり知りました。文春が報じたらしいです。

レコード大賞に買収発覚か 三代目JSB受賞に1億円も(エキサイトニュース)

請求書の写しがあるのだから、誤報じゃないでしょうね。噂はあったでしょうが、これで裏付けされた訳です。

TBS並びに関係者は猛省して、レコード大賞は廃止にするべきでしょう。このまま続けたところで、受賞者に買収の疑惑は消えませんし、何より過去の受賞者が買収で権威が無くなったことは、覆しようがないからです。買収受賞者の名は永遠にレコード大賞の記録に残ります。メディアに自浄作用があるかどうかが問われていると思います。多少なりとも権威ある賞が買収で選ばれてましたなんて、笑い話にもなりません。

ぶっちゃけテレビは見ていませんし、音楽も最近は聞いていませんし、メディアの統制も考えている訳でもないので、まぁどうでもいいと言えばどうでもいいのですが、嫌韓の流れは政治で無視しない方がいいと思うので、取り上げました。

朝鮮利権はこれまで一応隠れていました(これも戦後レジームでしょう)が、民衆の怨嗟はあると思います。芸能界も浄化されるべきでしょう。

放送法第四条  放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一  公安及び善良な風俗を害しないこと。

賄賂を直接禁じる規定はないかもしれませんが、善良な風俗に従って、編集されたとは言えないのではないでしょうか。

在日米軍費用負担の問題に関するメモ

2016-12-28 04:15:37 | 政策関連メモ
在日米軍費用負担は、やはり100%負担すべきではないでしょう。

アメリカはアメリカの国益に従って動くからです。尖閣は安保の対象です(トランプがどう考えているかは定かではありません)が、米軍は自動的に参戦する訳ではありません(アメリカは領土問題に中立の立場です)。まず大統領の判断がありますし、そこをクリアしても議会の反対も有り得ます。筆者は日本が無茶な挑発をしたのでなければ、アメリカは(トランプも)、日本を助けに来ると思いますが、日本に対するアメリカの判断が絡んでくるのは否めないところです。日本の要請にしたがって動く、日本の傭兵でない以上、それは仕方の無いことですし、そうであるなら、全額負担は適切ではないはずです。

また、米軍は首都や首都近郊の良い場所を占めています。これも日本の傭兵であるなら、有り得ないことです。日本防衛に関係が薄い任務や部隊がいることも間違いの無いところです。

既に日本の在日米軍費用負担は他の同盟国に比べて高く払っていますし、相互防衛と言い難いところがあるにしても、安保法制で改善を計っています。

トランプは台湾問題に口を出しており、中国を牽制する気満々ですから、同盟国日本に無理を言うようなことは当面ないでしょう。ただ、トランプも何を言い出すか分からないところがありますから、予め日本の考え方は伝えておいた方が良いはずです。

今のところ、トランプは安倍首相を重視して、会談しています(次も決まっている)ので、こういうことも話したりしているでしょう。いいことだと思います。

北朝鮮に対する敵基地攻撃能力の整備を

2016-12-28 03:52:00 | 政策関連メモ
北朝鮮はああいう国なので、本当に日本に攻撃を仕掛ける可能性があると思います。現状では、反撃はアメリカに任せることになっているのかもしれませんが、有り得なくないでしょうか?トランプも事実を知ったら(知ってる?)、ビックリでしょう。最近は、日本に利用価値があると思っているのか、日本に文句を言っていないようですが、タカをくくるべきではないと思います。

日本も敵基地攻撃能力を整備するべきです。これは完全に抑止力を高めて平和を生み出すための方策で現行憲法・解釈で十分やれると思います。言われてはいても、安倍首相はまだ決断していないようですが、筆者が改憲より先にやってしまうべきだと思います。抑止力を高めるのは早ければ早いほどいい(北朝鮮が待ってくれるとは限りません)ですし、9条を改憲すると、日本が軍事力を整備すると宣伝されると、9条改憲のハードルがあがりかねないと思います。平和路線は日本国民に支持されていると思いますので。そうでなくて、抑止力の整備は憲法の範囲内で、出来ることはやってしまう。そして、9条を改憲するのは、自衛隊を戦力と認めて、ネガティブリストの軍隊にして、抑止力を高めるためにやると論点をしぼっていく。これが重要ではないでしょうか。いろいろ誤解もありますが、自衛隊は軍隊のようでいて、軍隊ではありません。それは9条があるからそうなっているわけです。そういう無理を無くして、国民を守り、世界の誤解を解いていく。そうでなくてはなりません。

北朝鮮を例に出しましたが、中国に対しても、基本的には同じです。ただ、あの国は核武装がしっかりしていると思いますので、敵基地を攻撃したら、核が飛んでくる可能性はあるでしょう。(尖閣などに)攻めてきたら、当然反撃をするのですが、局地戦に止める可能性もあると思いますので、例としては、北朝鮮が適切だと思った次第です。

特定アジアとの和解は不可能だし必要ありません

2016-12-28 03:29:38 | 日記
真珠湾での慰霊は米国との和解を象徴しており、いいことだと思います。

ところで、(左翼が言う)特定アジアとの和解ですが、正直、現状、必要ないと思います。理由は、日本の意図に関する認識のズレを解消しないまま、和解することは不可能だからです。

日本は、再侵略の意図はありません。それは憲法の扱いや装備体系などを見れば分かります。日本は(米国と連携しつつ)自主防衛路線に舵を切り始めていますが、それを再侵略の意図があると見るのは無理筋でしょう。何処の誰がアジアを狙っているでしょうか?せいぜい竹島や北方領土で強硬意見をブツ人がいるだけでしょう。

簡単に分かることを分からない、あるいは国民に伝えないようにしているのは、日本が敵である方が都合が良いという特定アジアの国内事情に過ぎません。和解できるなら、それに越したことはありませんが、日本が敵である方が都合が良いのだから、和解は不可能です。日本人は馬鹿でないので、無駄なことはしないってことです。

中国の「有能な人材」はお断り

2016-12-26 13:37:48 | 政策関連メモ

有能な在日外国人、在留1年で永住権 対象の3分の2は中国籍か 政府が規定緩和検討(産経ニュース 2016.12.25 21:12)

安倍首相は支持しています(経済に貪欲な姿勢は評価しています)が、これは反対ですね。

中国人の「有能な人材」を想定します(高度人材は殺人のような犯罪はそうそう犯さないと思うので、その辺の批判は的外れだと思います)が、レンホーみたいな中国に利益誘導しようとする工作員が増えるのではないでしょうか?スパイ防止法の方が先だと思います。文系の学者とかマスコミ関係者とか中国の工作員のようなことを主張する連中(主に左派)がいっぱいいますが、そいつらに援軍を送るだけの結果になるでしょう。そうそう力を持たないことは、中国包囲網的に動く安倍政権の支持率上昇を見て明らかだと思いますが、これから憲法(9条)改正をすることを考えると、中国派に与するようなことは止めた方がいいです。連中の資金力や伝統の工作力は侮らない方がいいです。連中は日本の防衛力を低いままにして、脅し透かしで日本を手に入れる気ですから。安倍政権も真面目にやらないと、愛国派に見限られても知らないですよ。

理系の「有能な人材」もどうしようもないと思います。日本が特許を取るからいいと思うかもしれませんが、連中は情報を中国に流し少し変えて自国で特許を取り大市場を活かして自分の発明として日本のライバルとして現れると思います。新幹線の悲劇を忘れてはなりません。連中の情報力・コピー力・大きな市場を舐めると痛い目にあいますから。

企業戦士なら当面いいかもしれません(外人部隊を雇って世界市場で勝負するというビジョンがあるなら評価します)が、現状、日本企業は外国人をあまり活用していないので、それほど効果はないと思います。将来の話ですが、中国人経営者が中国に投資して、トランプのような人が中国を制裁した時、その投資がパーにならないかという心配もあります。日本を侵略する敵国への投資の制限が先ではないでしょうか?

高齢譲位考察メモ

2016-12-24 12:01:49 | 政策関連メモ
「生前退位」発言に伴う一連の動きですが、高齢譲位に関する議論が深まっていないように思います。国民に「生前退位」への理解が多いのは、高齢に伴う引退への心情的理解があるのでしょうが、果たして熟慮を重ねた上での結論であるのか疑問があります。あまり議論をしない国民性だと思いますので、専門家などが議論していくのも意味があるのではないでしょうか。国民的議論があって、熟慮の末、決まったなら、しょうがないと思いますが、世論調査の上っ面をなでて、一定の方向に結論を出すのは、間違っていると思います。皇室の問題が、それほど国民の皆様に議論されたとは思えませんから。そういう訳で、高齢譲位に関する産経の大石教授の記事を批判的に考察してみます。

大石真・京大大学院教授 高齢社会の新たな天皇像(産経ニュース 2016.12.23 23:52)

>今は、皇室典範が制定された当時とは全く異なり、男子の平均寿命が80歳を超える高齢社会です。平均寿命が低かった70年前とは前提が違います。天皇の退位は認められるべきです。

単なる高齢社会ではありません。少子高齢化社会です。皇族も現状先細りになっています。高齢だからといって、安易に引退を認めていいものでしょうか?高齢が増えたから、引退が増えるというのでは、逆ピラミッドの下にもっと働けというメッセージになりかねません。

>「二重権力」だとか「二重権威」だとか言う人もいるけれども、そうではなくて、新しい国民の層に支えられた新しい天皇に変わるわけです。それはそれで、一つの区切りとしてよいのではないでしょうか。

意味不明です。新しい国民の層って何ですか?天皇陛下が代わったとしても、国民は変わりません。まさか国民に殉死しろという訳ではないんですよね。へ理屈をいくら捏ねたところで、天皇陛下と引退された天皇陛下がいらっしゃったら、二重権威を言われるのは避けられないでしょう。

>退位後の天皇は「太上天皇」(略称は上皇、敬称は殿下)と称し、公的行為からはすべて退くことが望ましいでしょう。「院政」を心配する人もいますが、「高齢を理由として、執務不能だから譲位する」というロジックをとる限り、特に心配はないと思います。

退位後の呼称が上皇なら(歴史用語的にそうなるでしょう)、上皇と天皇陛下の意見がぶつかった時にどうなるかという問題が出てくることは避けられません。引退したからって、上皇を御所の奥に閉じ込めておくわけにもいかないでしょうし、喋らせないっていうわけにもいかないでしょう。それこそ甚だしい人権侵害です。政治家ですが、中曽根氏を無理やり引退させた引退した小泉某が五月蠅いことを言ってきているのは周知の事実ですし、天皇陛下が一番の権威と合意するにしても、面倒な問題を抱え込むのは疑いありません。政治家は権力の集中の弊害の観点から引退させるべきかもしれませんが、こういっては何ですが(筆者が陛下のお仕事に理解がないのかもしれませんが)、象徴のお仕事は、必ずしも引退されなくとも良いと思います。繰り返しますが、二重権威は問題です。権力を伴わない権威と言えども、今回の「生前退位発言」で、憲法違反の恐れがありながら、陛下が政治に口を出される前例をまさに創ってしまったのですから。

>今後も高齢社会という前提は変わらないわけですから、退位は、特例的な立法措置ではなく恒久的な制度改正によって導入すべきです。特例法によって対応すれば、皇位継承に関する規範の複合を招きかねませんし、皇位継承を「皇室典範で定める」と規定した憲法の趣旨に合致しないおそれも出てきます。

筆者は陛下の発言で法制度が変わるのは、憲法遵守の観点からは、望ましくはないよなと思っています。緊急事態など例外はあると思います(自衛隊の創設などはまさにそうでしょう)が、特措法はあくまで例外を示すという意味ではいいのではないでしょうか。陛下が崩御されて継承されるパターンと譲位されて引退するパターンが複合しても何の問題もありません。皇位継承を「皇室典範で定める」ことには変わりはありませんから。それを言うなら、高齢を理由にした譲位こそが、皇室典範で定められない皇位継承になるのではないですか。高齢が理由というのも、陛下の主観に過ぎませんから。これを避けるには、定年を皇室典範で定めて例外を認めないしかありません。サラリーマンより縛りがキツイですが。まあ、あまり杓子定規を言ってくるのであれば、「生前退位発言」こそ憲法違反で、「陛下の発言を盾に取る」おまえらこそ君側の奸じゃないかってことになりますよね。

>天皇の象徴的機能とは、国民の一体性を具現化するものだと思います。

>共和制の国家は、政権交代が起きると「権力」と「権威」が同時に代わってしまうので、政治が不安定になりやすい。しかし、日本の場合は、「権力」が交代した場合にも「権威」は変わらず存続しているわけで、国民の一体性は揺らぎません。こうした役割は憲法上も期待されていると思います。

二重権威を創り出そうとする人が言うことじゃないですね。

また、女系推進者のようですが、まさか東宮殿下が皇位を継がれたら、国民と一体だから、長子(女子)相続もあるなどとぬかすつもりじゃないですよね?皇室のように生まれで職業が定められる家は憲法上他には有りません。皇室は特殊ですし、日本の伝統そのものです。皇位継承も伝統にのっとる必要があるでしょう。そうでないと、自己否定になり、自殺に繋がります。

>「象徴なのだから、(一体感の醸成に資する)公務をたくさんやるべきだ」という考えもありますが、私は違和感を覚えます。公務のあり方について、今回の退位の議論を契機に整理することが必要でしょう。

>公務には大きく分けて3つの類型があります。

>1つは、国会の召集や外国の大使・公使の接受など、憲法上決まった国事行為です。

>次に挙げられるのは「憲法には書かれていないが、憲法上予定され求められている行為」で、国会開会式へのご臨席や外国の元首の応接などが該当します。

>憲法に明記されていないからといって、国会を召集する天皇が開会式にいないとか元首を応接しないとかいうのは考えにくい。これは「準国事行為」と位置づけ天皇陛下にやっていただくしかないでしょう。

>3つ目は、被災地のお見舞いや福祉施設のご訪問など、憲法上の国事行為からは合理的に導くことができない行為です。公務の中でこの部分が最も多く、負担になっているのです。

>天皇陛下には国事行為と準国事行為に専念していただき、3番目に挙げた行為は他の皇族方が分担されるようにすれば、公務の負担は大きく軽減されます。

陛下に国事行為や準国事行為に専念していただくというのは、ひとつの考え方でしょう。ただ、陛下はそれが嫌だったから、譲位を示唆したのではないでしょうか?今上陛下にとって、3番目の行為も重要なのでしょう。ただ幾ら重要だからといって、高齢の陛下に無理をしていただく訳にはいきません。仕事に優先順位をつけるようで、陛下が納得していただけるか分かりませんが、3番目の行為は憲法上明記されていないのですから、無理のない範囲でやってもらう(できなくなった部分は他の皇族にやっていただく)しかないと思います。それと、国事行為と準国事行為に専念してもらうなら、高齢による退位の必要性は無くなるのではないでしょうか。外国の大使・公使の接受は頻繁にやれば、激務と思いますが、一国の象徴ですから、そうそうやる必要があるとも思いにくいところです。トップの首相の仕事が多岐にわたり、外交ばかりをやれないのと同じ意味です。外務大臣や外務省が外交に専念するのが基本だと思います。そもそも国事行為は内閣の助言と承認によるもので、あくまで象徴的意味合いしかありません。

>そもそも、高齢による退位という問題は今に始まったことではなく、昭和の末期ぐらいから問題になっていました。昭和天皇が崩御されたのが87歳。そこまでずっとおやりになったというのは大変な話です。これは政治の怠慢であり、むしろ遅きに失する、という感じがしますね。

昭和天皇が摂政をおかなかったのは、皇室典範16条の規定からでしょう。「天皇が成年に達しないときは,摂政を置く。また,天皇が,精神・身体の重患か重大な事故により,国事行為をみずからすることができないときは,皇室会議の議により,摂政を置く」とあります。高齢は精神・身体の重患か重大な事故とは言えず、国事行為ができる状態だと思います。できないというのであれば、高齢を理由に摂政をおくように皇室典範を改正するのも一案だと思います。これでも二重権威になりますが、少なくとも陛下が崩御されるまでが一時代(元号は変わらない)という明治以来の原則は守られることになります。




沖縄の言論空間はやっぱり糺そう

2016-12-24 11:27:19 | メディア
菅義偉官房長官「次の世代に対しての一つのけじめ」 安倍晋三首相の真珠湾訪問での声明(産経ニュース 2016.12.23 21:59)

>沖縄県名護市で22日に行われた米軍北部訓練場(東村、国頭村)の返還式典に欠席した翁長雄志知事について「(式典に)出るべきだった」と指摘。翁長氏が返還を歓迎していたにもかかわらず、態度を一変させたことを「支持母体から突き上げをくって取り消した」と批判した。

売国奴である翁長知事が式典に出ないのは、織り込み済みですので、正直落胆も失望もしていないのですが、沖縄県民の反応は気になるところです。これが報道されても欠席が当然と思うほど洗脳されているのか、報道自体されてなく意識する機会が無いのか、報道されていて返還を歓迎しない知事に怒りを覚えているが表現する場所が無いのか、どうなんでしょう?

洗脳されているなら、言論空間を何としてでも取り戻して、洗脳を解かなければなりませんし、報道されていないなら、これまで主張してきた基地負担の軽減が援助を引き出すための方便に過ぎなかったのでしょうから、沖縄政界の嘘と欺瞞を報道が暴けるよう、言論空間を糺していかなければなりません。沖縄県民の声を表現する場が無いのであれば、表現できるよう言論空間を糺さないといけません。

つまり、現状がどうであれ、沖縄の言論空間は糺さなければなりません。明らかに病気ですから。今はどういう病気なのか処方箋を出すため、調査している段階だと思います。