私は自民党農政・石破改革(種まきといった感じですが)を共に支持します。バランスを取っていけばいいでしょう。一方で低い食糧自給率・農業者の不満・地方の活性化があり、一方で非効率な農業つまり消費者・納税者の不利益があります。高品質の農産物・高度な技術・稲作文化など良いものを維持しながら、良い方向へ向けて漸進的に改革すべきでしょう。
まずは食糧安保、つまりは自給率の維持です。万一のエネルギー不足を考えると低すぎますし、政治環境的にもこの目標は国民に支持されていると言えましょう。ブラジルを筆頭(超強いらしい)とした大陸粗放農業には、とても勝てないという現状認識が、まず第一。ゆえにガチでやりあうつもりもないのだが、少しでも農政に掛かるコストを下げて、納税者の負担を軽くしたい、それが国民の声なき声なのではないかというのが、それを受けて。戦略的には、効率的な専業農家を育てる方向性をもって、距離の近さ(安全性・エネルギー節約・新鮮さ)を活かし、集約農業(ブランド化・信頼性)を中心とする。こうやって活性化していけば、FTA締結の方向性(次期衆院選のテーマにふさわしいでしょうか)に持っていき易くはなります。アメリカからに限らず、安くて良いものがあれば、経済的に輸入するにしくはないわけです。国際分業が日本の利益であり、せっかく輸出産業を育てているわけですから、使わずに貯めこむだけという方向性では上手くいかないでしょう。勿論、少量少品種にはなるでしょうが、良い作物は輸出するという手は大いに有りです。
上記のようにして農業を維持できれば、文化的なものは基本的には後からついてくると思います。筋としては生産者の自助で作物を売って暮らすのが第一です。それだけでは、農業が苦しくなるので、勿論フォローが必要です。自民党はファーマーズマーケットを始めましたし、集落支援策も充実させます。棚田支援の補助金など既存の支援策もあるでしょう。農商工連携も有望です。
将来的な課題としては、地方分権との関わりがあります。日本は東西南北に細長い山がちな島国であり、気候は南北の温度差が特に異なります。やはり地方の自主が農業分野において与える好影響は比較的大きいと思います。景観・水利といったトータルな土地利用の問題、文化の問題も地方独自でやりたいところであります。
まずは食糧安保、つまりは自給率の維持です。万一のエネルギー不足を考えると低すぎますし、政治環境的にもこの目標は国民に支持されていると言えましょう。ブラジルを筆頭(超強いらしい)とした大陸粗放農業には、とても勝てないという現状認識が、まず第一。ゆえにガチでやりあうつもりもないのだが、少しでも農政に掛かるコストを下げて、納税者の負担を軽くしたい、それが国民の声なき声なのではないかというのが、それを受けて。戦略的には、効率的な専業農家を育てる方向性をもって、距離の近さ(安全性・エネルギー節約・新鮮さ)を活かし、集約農業(ブランド化・信頼性)を中心とする。こうやって活性化していけば、FTA締結の方向性(次期衆院選のテーマにふさわしいでしょうか)に持っていき易くはなります。アメリカからに限らず、安くて良いものがあれば、経済的に輸入するにしくはないわけです。国際分業が日本の利益であり、せっかく輸出産業を育てているわけですから、使わずに貯めこむだけという方向性では上手くいかないでしょう。勿論、少量少品種にはなるでしょうが、良い作物は輸出するという手は大いに有りです。
上記のようにして農業を維持できれば、文化的なものは基本的には後からついてくると思います。筋としては生産者の自助で作物を売って暮らすのが第一です。それだけでは、農業が苦しくなるので、勿論フォローが必要です。自民党はファーマーズマーケットを始めましたし、集落支援策も充実させます。棚田支援の補助金など既存の支援策もあるでしょう。農商工連携も有望です。
将来的な課題としては、地方分権との関わりがあります。日本は東西南北に細長い山がちな島国であり、気候は南北の温度差が特に異なります。やはり地方の自主が農業分野において与える好影響は比較的大きいと思います。景観・水利といったトータルな土地利用の問題、文化の問題も地方独自でやりたいところであります。