保守ということで言及したことのある平沼さん、政策的に良いと思いそれなりに支持してきた与謝野さん、なんだかんだいって支持してきている石原知事が「たちあがれ日本」を結党しました。私は自民党を支持していますが、この政党も大いに注目し、支持しようと思っています。
MSN産経ニュース(【「たちあがれ日本」会見詳報】(1)「民主党政権はこの国をダメにする」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100410/stt1004102357013-n1.htm
日本はこのままではヤバイ。民主党政権ではダメだ。というのが平沼赳夫・与謝野馨両氏の立場であり、私はまずそこに共感します。私に出来るのはブログを書くことぐらいでしょうが、細かいことは抜きにして、支持しようと思っています。
MSN産経ニュース(【「たちあがれ日本」会見詳報】(2)「民主党はみんな腰抜け」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100411/stt1004110007000-n1.htm
どうにも私のブログの傾向として年寄り支持の傾向があるように思う人がいるかもしれませんが、否定はしません。特に意図したわけではなく、いいと思うものを支持したらこうなったというだけの話です。若手政治家は政策的に近いものがあっても、利己的に過ぎたり、大人しすぎたり、何か日本のためにやる気概がないような感じもして今ひとつピンとくるものがなかったというのが正直なところです。経験もやはり足りないでしょう。若手を前面に立てるつもりもおありになるようですし、そういうところも含め、石原知事の主張はうなづけるところがあります。
THE SUNRISE PARTY OF JAPANも良い党名ですね。私の気分は「目覚めよ日本」です。
MSN産経ニュース(【「たちあがれ日本」会見詳報】(3)小沢氏と連携「まったくない」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100411/stt1004110013001-n1.htm
郵政に関しては、私は合理性一本槍で地方を切り捨てるつもりはありませんが、合理化しないと危ないというスタンスです。特に支持することに問題は無さそうですし、そもそも私は単なる理念的なものに止まっているわけで、特に今あれこれ言うつもりはありません。
政界再編に関して言えば、私は残念ながら期待していません。単純に今何をすべきかということしか考えていないからです。今ない政党に期待するのは不毛であるし、これまでの離合集散は失敗(民主党もその結果です)だったとだけ指摘しておきます。然るべき時に当事者たる議員が行動して良い結果が出たと思えば支持することはあるかもしれませんが。いずれにせよ、私は意見が全て合わなければ政党を支持できないとは思っていません。一国民として、勝手に支持させていただきます。
自民党との協力を言われてますが、これは私にはとても大事なところです。正直、最初はスポイラーかとも思いましたから。具体的な戦略を言われてますが、それを読む限り、そうではないと信じます。非自民と主張されましても、ただの有権者であるところの私には、はっきり支持できそうな政党がもうひとつ出来たという程度の認識しかありません。
また、アンチ小沢は大いに結構なことだと思っています。私は「ご親兵発言」を筆頭に理念無き左傾化・選挙至上主義など、元来アンチ小沢を自認していますから。全てがダメではないにしろ、私は彼を信用していません。一言あえて付け加えれば、鳩山式友愛外交や東アジア共同体の類もまるで信用していない保守派だと私は自分で思っています。政治に妥協はつきものですが、譲れない一線というものはあるはずです。
MSN産経ニュース(【「たちあがれ日本」会見詳報】(4)完 「たった一回のわがまま、お許しいただきたい」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100411/stt1004110026002-n1.htm
みんなの党についての言及がありますが、代表が党より国とか自慢げにほざいていることを抜きにしても(与党議員が筋を通さずどうやって国を良くするのか私には理解しかねます)(一議員として自分の信条を表明することはいいと思いますが、あれは単なるわがままだったと今でも思っています)、あの党は政策に致命的な弱点があり、私は日本の将来のためにならないと思っています。それはみんなの党の政策の第一番目「増税の前にやるべきことがある!」です。これは近年の日本で長続き=成功したと言える中曽根内閣・小泉内閣でも採られた論理だと思いますが、これに頼ることで、社会保障の自然増にも関わらず、必要な措置=増税から逃げ続けることが出来たのではないかと思っています。現在の財政状況を鑑みるに、保守だろうが革新だろうが日本国民にとって政策的に必要なのは、腰の引けた「みんなの党」なんかではなく、「たちあがれ日本」だと私は確信しています。付言すると、ひろし連合(?)や橋下氏にもこの点期待していません。とにかく国家財政に明るい展望が持てない人に私が少なくとも国政で期待することはありませんから。若い人ほど国家財政を真剣に考えるべきだと思うのですが、なんとも皮肉な世の中だと思います。最後に最近経済が好調の韓国ですが、IMFの強力な措置により復活をとげたと言えるのではないかと指摘しておきます。デフォルトになる前にさっさと自らの手で改革すべきなのは明らかです。
公務員に関しても過度のバッシングは慎むべきだと私も思います。将来的には政治主導を確立していくべきと思っていますが、少なくとも今は公務員が政策的に実力があることを否定しても始まりません。複式簿記・財務諸表・外部監査など公務員が嫌がりそうな実質的な改革を考えてくれているようなので、この党はむしろ信頼できると私は考えます。
外国人参政権反対に代表される保守的な政策に関しても私はきっちり支持してきていることは、みなさんご承知の通りです。
最後に現時点で支持は広がっていないようですが、私にはとりあえずどうでもいいことです。私は単に日本を良くすることが出来ると思った政党を支持します。良くすることは出来ないと思えば支持しません。自民党も含め支持が広がることは期待しています。