8の字を横にしたような独特の形のプレッツェルは、ヨーロッパで広く好まれているパンです。
この形は、子どもたちが祈りを捧げている腕の形を表しているという説があります。
プレッツェルは、中世ヨーロッパの修道院で、子どもたちがお祈りを覚える努力をしたり、きちんとお祈りが出来るときのご褒美だったのです。
プレッツェルの名前の由来は、組んだ腕を意味する「プラッチャテッロ」であるとか
ラテン語で小さなご褒美を意味する「プレチオラ」であるともいわれています。
今のようなパリパリの食感になったのはパン職人が居眠りをしてかまどのパンが固くなり
もう一度焼直したからというエピソードがもたらしたものだそうです。