木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

芳根京子の熱演

2021-03-11 17:10:31 | 映画
島田理生の小説が原作の
サスペンス映画「ファーストラブ」 を見ました。

父親を殺した女子大学生環菜。
それを弁護する弁護士伽葉と
環菜の心の闇を払拭させたいと思う
心理カウンセラーの真紀。
つかみどころのない環菜に振り回されながらも
事件の真相に近づいて行くストーリー。

タイトルだけみると恋愛小説です。
恋愛の要素はあまり感じられません。
事件の陰に環菜の初恋が
絡んでいることくらい。

主役 の北川景子・中村倫也さん以上に
芳根京子さんの存在感が
強く感じられました。
可愛らしさだけでなく
強さも感じられました。

個人的な贔屓目もありますが
これからの活躍が楽しみです。
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三國志のパロディ

2020-12-28 17:12:53 | 映画
座席制限があるとはいえ
全上映回満席となった
「鬼滅の刃・無限列車編」を尻目に
新解釈・三国志 」を
視ていました。

黄巾党の乱・桃源の誓い・虎牢関の戦い
三顧の礼 ・赤壁の戦いといった
三国志の名場面の新解釈で紹介していました。

新解釈とはいっても完全なパロディ
イケメン・ネバギバ・プレゼントといった
言葉が当時あるわけないのに
違和感を抱かせないほどの
テンポの良さが絶妙。

漫画や人形劇などの素材は
歴史書を元にした物語「三国志演義」
脚色があり得る故に
やる気のない劉備や優柔不断な孫権も
強ち間違いないのでは
とふと思ってしまいます。

福田作品のキャストが揃っているのですが
賀来賢人・伊藤謙太郎コンビが
見られなかったのが残念。
現状では絶対に無理ですが。
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7人の中村倫也

2020-07-04 20:53:50 | 映画
3ヶ月ぶりに映画を見ました。
6月には映画館が営業再開していましたが
新作映画の公開が軒並み延期となり
足を運ぶ気になりませんでした。

そんな中5月15日公開予定だった
「水曜日が消えた」が
6月19日に公開となり見に行きました。

少年時代の事故により
7つの人格をもった青年を描いた
中村倫也主演作
曜日毎に性格が変わり
曜日の名前でお互いを呼び合う生活
「火曜日」がいつも通りの火曜日を過ごし
次の火曜日まで眠りについた
はずが目覚めたのは翌日の水曜日。
水曜日の人格が消えたところから
物語が始まります。

なぜ水曜日は消えたのか
7つの人格はどうなってしまうのか
多重人格譚は多いですが
中村倫也さんの演じ分けが面白く
役者としては当たり前としても
素晴らしいものでした。

もしできるなら別の曜日の
物語も観たい作品です。

ちなみにこの日の観客は10人程度
雨ということもあるけれど
ウイルスの影響もあるようです。
映画館では徹底した策を
講じてはいますが。
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文明の利器の落とし穴

2020-03-06 20:58:51 | 映画
猟奇的殺人鬼にしてハッカーの
浦野が起こした丹沢山中殺人事件
それを描いた「スマホを落としただけなのに」

その続編
「スマホを落としただけなのに
囚われの殺人鬼」を見ました。

原作と異なり、第一作で事件を担当した
加賀谷が今回も事件を担当。
丹沢山中で新たに発見された白骨死体が
lT犯罪につながり
浦野の協力を仰ぐことに。

母親の虐待から結婚に踏み切れない
加賀谷と美乃里の恋愛ストーリーとしても
楽しめました。

記憶に間違いなければ
原作にはないエンディングが素敵でした。

一番注目したのは白石麻衣さんの演技。
設定とはいえ、白石さんに
あんなことをする音石琢磨さん。
さぞやりにくかったでしょう。
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メールなき時代のラブストーリー

2020-01-17 19:37:21 | 映画

仙台と白石を中心とした

手紙が結ぶラブストーリー。

「ラストレター」を見ました。

 

姉・美咲の死亡を伝えようと

姉の代わりに同窓会に足を運んだ

妹の裕里だったが姉と間違われて

出席するはめに。

そこで憧れていた先輩の

鏡史郎と再会する。

連絡先を交換するが

裕里がスマホを壊したことにより

手紙のやり取りをすることに。

eメールがなかった頃の

青春時代を思い出しながら。

 

一応の主役は裕里ですが

鏡史郎や美咲、美咲の娘の鮎美

裕里の娘の颯香の物語でもあると

感じました。

どのドラマでもそうですが

ストーリーと関係ない設定も

キャラ毎に設けてあることが垣間見えました。

 

さて、高校生時代の美咲と裕里役は

広瀬すずと森七菜

華やかな姉と地味な妹という設定でした。

確かに広瀬すずさんも綺麗ですが

同世代なら森七菜さんの方が可愛く思えます。

(主観ですが)

 

ところで高校生時代の鏡史郎役の神木隆之介さんは

「君の名は。」で、

森七菜さんは「天気の子」で出演しています。

みているうちに瀧と陽菜に見えてきました。

 

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別荘の惨劇

2020-01-05 22:12:56 | 映画

信州にある架空の町にある別荘紫湛荘で

起きた連続殺人事件。

それに巻き込まれる明紅大学の

ホームズ明智とワトソン葉村。

彼らを別荘に招待した

女性ホームズ剣崎の三人が中心の

サスペンス映画「屍人荘の殺人」

 

ロックフェスティバルで起きた

細菌テロ事件。

脳を壊さない限り死ぬことがない

ゾンビとなった人々を前に

別荘に立て籠るロック研究会の面々。

そんななか現会長が密室で謎の死をとげる。

 

実は犯人も動機もトリックも推測できていましたが

それでも楽しめました。

いでもいい意味で実写化して欲しくなかった作品。

ゾンビとの戦いが怖すぎて

心臓が弱い方にはお勧めできない作品でした。

 

ストーリーとは関係ないから

細菌テロの謎解きはなかったけれど

それだけに想像の余地がありました。

読んでいないからわからないけれど

そのあたりは原作に記されていると期待して

原作を読んでみたいです。

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赤穂藩台所事情

2019-11-22 17:01:43 | 映画

実際にあった赤穂藩の討ち入り決算書を

もとにした痛快時代劇映画

「決算!忠臣蔵」を見ました。

 

平日ということで高校生はいなかったけれど

休日でも多いかどうか。

歴史好きの高校生もいるから

ゼロではないでしょうが少なそう。

 

でも、これから日本経済を支える

若者にこそみてほしいです。

藩と企業の違いこそあれ

財務が重要なのは同じ。

 

吉良邸討ち入りにもお金がかかる

という当たり前を忘れていた自分にも

気付かされました。

 

 

討ち入り場面がない

吉良上野介も出てこない

忠臣蔵は新鮮です。

 

 

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引きこもり侍の躍進

2019-10-03 18:03:53 | 映画

長野市では本日最後

「引っ越し大名」を見ました。

 

姫路城の書庫番を務める

片桐夕ノ介

書物の知識は並外れていますが

極度の人見知り。

引っ越し奉行という大役に戸惑いながらも

先代引っ越し奉行の娘の手助けもあり

成長していく時代劇

 

脚色はされていますが

国替えや参勤交代の苦労は

これに近いものがあったのではないか

と思える内容。

教科書だけではわからない

リアルな歴史を見ました。

 

肩書きが人を成長させる

それを具現化した内容。

今ほど引っ越しには苦労しませんが

会社のプロジェクトに通じていました。

 

姫路から日田まで10日の道のり

鉄道や道路網が発達させた

先人たちに感謝です。

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CGでよみがえる探究の旅

2019-08-07 21:25:51 | 映画

ドラゴンクエストVを元にした話題作

「DRAGON QUEST Your Story」

 

夏休みということもあり

ドラクエVで遊んだ世代も

その次の世代も劇場に集っていました。

 

所々展開が違う場面もありましたが

概ね原作通り。

最後は大魔王との決戦が……。

と思ったらまさかの結末。

ゲームをプレイしていなくても

十分楽しめます。

 

主人公の声は佐藤健

ビアンカは有村架純

フローラは波瑠

この三角関係、実写でも見たいほど

豪華なキャスト陣です。

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東京はずっと雨

2019-07-30 09:35:44 | 映画

 「一時でいいから晴れにしてほしい」 

そう願った瞬間から祈るだけで雨を止められる

能力を得た陽菜と 

空とつながる場所を求めて

離島を飛び出した帆高

その二人が織り成す奇妙な日常を描いた

天気の子」

 

「君の名は。」を産み出した新開監督作ということで

劇場はほぼ満席。

期待の高さを感じます。

 

ここでの東京は年中雨が降り続く世界

いつかは上がるから雨は恵みと

感じる余裕があるけれど

上がらぬ雨は耐えられないでしょう。

でも劇中の人々からは暗さが

感じられません。

我々からすれば異常気象も

慣れてしまうと日常になってしまうのでしょう

 

原作を読んでから映画を見ましたが

活字では表せない陽菜と帆高のからみ

また前作のミキを彷彿とさせる

格好いいお姉さん、夏美の動きなど

内容がわかっていても楽しめました。

 

もしかしたらカットされるかもしれぬ

と思っていた瀧と三葉の特別出演が

原作通りに表現されていてエキサイティング

てっしー、さやちん、四葉も

出ていたようですが

それは見逃してしまいました。

三回見た「君の名は。」に対し

今作は一度で終わりにしようと思ったけれど

また見たくなりました。


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