2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。
今は本丸跡だけが残る
小さな城跡ですが
かつては武田と徳川の
争奪戦が行われた
天竜二俣城
眼下には天竜川

天然の堀であったことがうかがえます
三方原の戦いの前に
武田が獲得し
長篠の戦いの後に
徳川が獲得した交通の要衝
その戦いの名残は今はありません
そしてここは悲劇の舞台となった場所
武田への内通を疑われた
徳川家康嫡男信康が自刃した場所
その悲劇の物語も今は昔
折りしも城跡には紅葉が見られました

信康の時代にはなかったであろうし
あったとしても季節が合いません。
でも、もし見ていたとしたら
自刃前の慰みになっていたかもしれません
駿河から国を越え
一時三河へ
鳳来寺
父直親が掛川で今川により暗殺され
息子の虎松も命を狙われることに。
その虎松が逃げ込んだ場所。

車道が舗装されているゆえ
ここまで車で簡単に来ることができたけれど
周囲は峻険な山道
そり立つ壁は世間を拒絶するかの如し

鞍馬で修業した九郎判官の如く
武人としての素養を見につけたのではと
想像が膨らみます
井伊家ゆかりの地であると同時に
徳川家ゆかりの地でもあります

家康公がお父君松平広忠と
母君於大の方が安産祈願をした場所。
それが縁で家光公の命により
建設された東照宮が隣接します。
直接の原因ではないけれど
天下人の出発点を見ました。
湖上遊覧の後は
舘山寺めぐり
周辺の温泉地の名の由来となった
曹洞宗の名刹
標高50mの舘山は
20分程度1周できる小さな場所
そこには西行法師が座したという
西行岩
舘山寺のシンボルで平和を祈る
舘山寺大観音
縁結びの神社であり
舘山寺を恋人の聖地たらしめている
愛宕神社
ここだけで多くのご利益を得そうです。
舘山寺は温泉地というだけでなく
宗教的にも有数です。
でも一番感激したのはこちら
もし恋人たちがこの景色を見たら
思い出の一ページを彩るでしょう
今年2回目の浜名湖周辺旅行
まずは浜名湖遊覧船の旅
60分コースに乗りたかったのですが
到着時には終了しており
30分コースの最終便に乗船
まずは東名高速の赤い橋
今や普通の湖上の橋
でも、それを建設するのに
多くの労力を要したはず
船からでしか見えない景色ということもあり
とてもまぶしく見えました

やがて船が港を離れると
後方には浜名湖パルパルの
大観覧車がありました
光の加減でよくみえませんが
山が朱色に色づいています
でも、最も乗客たちを
喜ばせたのがカモメたちとのふれあい
予め買っておいたえびせんを
かもめたちがねだります
海鳥であるカモメが飛び交う姿
汽水湖ならではの景色です。