織田信長の叔母で岩村城主遠山景任夫人は
武田の攻撃で亡くなった夫に代わりに
岩村城を守るも武田方を和睦。
それが信長の怒りを買い
非業の最期を遂げました。
そんな女城主の逸話が残る岩村城
800Mの山道は整備されていても
訪問者を苦しめる枡形や急な坂道。
その先に待っていたのは
隅櫓の土台となった石垣。
威風堂々たる5段の石垣
要塞であるとともに芸術的に見えました。
井戸に秘蔵の蛇骨を投げ込むと
霧が発生して敵の攻撃を防ぐという
伝承があることから別名「霧ヶ城」
この日は雨のため、伝承とは関係ありませんが
奇しくも天守台は霧に覆われていました。
城下の岩村本町商店街は
NHK朝の連続ドラマ「半分、青い」で
ふくろう商店街のロケが行われた場所。
当然ながらドラマの風景そのまま。
その商店街の名物「女城主」を買いました。
普段、日本酒は飲まないのに
買いたい衝動にかられました。
昨年は女城主といったら直虎でしたが
ここでは遠山景任夫人だったに違いありません。