鉄道を舞台にしなくても
このような家族ドラマは描けるはず。
でも鉄道が舞台だからこそ
物語に彩りを添えることになる
「かぞくいろ」をみました。
RAILWAYシリーズの三作目。
今回は肥薩おれんじ鉄道が舞台。
再婚した夫・修二をなくし、
夫の連れ子駿也とともに
夫の実家である鹿児島で生活することになった晶。
生活の糧を探す際に鉄道好きの息子のために
気動車の運転士をめざすことに。
見習い運転士として、母親として
苦悩の日々を過ごす晶。
長い見習い生活の向こうに
きっと明るい未来があるはず。
映画はスタートラインで終わるけれど
線路同様晶や駿也の人生はまだまだ
続くのであり、二人の今後を見たくなる
映画でありました。
今回は主の物語ではありませんが
ゆり先生の教師奮闘記もなかなかのもの。
様々な人生が交錯する鉄道らしい
物語でありました。
余談ですが、青木祟高・桜庭ななみさんが出演し
舞台は鹿児島。
もう一人「西郷どん」関係者が出演したら
テンションがもっと上がったのに。