ある日のこと。
歩道の右端を歩いていたら
真向かいを歩いている方がいました。
(つまりその方は左側通行)
相手がその方の右側によけることを
期待しましたがよけなかったので、
自分から見て右側によけました。
相手は怪訝な表情を顔を見せていましたが
義は我にありとその時は思いました。
が、後で調べると歩行者が右側通行というのは
自動車と歩行者がすれ違う道路の規則。
自動車が影響しない広い歩道には
明確な決まりがありません。
むしろ、人間は危険を感じたとき
無意識に左側によけるという研究結果があります。
実際、江戸時代は刀がぶつかるのを
避けるため左側通行であり
GHQの指導が及ばなかった鉄道構内は
今でも多くが左側通行です。
だから厳守とまではいいませんが
左側通行を優先した方がいいようです。
先ほどの対向者の方にお詫びしたいです。
ただ、これは歩行者の話。
自転車が止むを得ず歩道を
走ることも例外として認めているけれども
左側の歩道の車道側を走るという
規則があります。
歩行者を抜けるように
蛇行運転はやめて頂きたい。