わたしはホームページの自由な更新の難しさに音をあげて、書き込みの簡易なブログを2005年10月26日にこうして始めてから ちょうど4年たつ。わたしにとって、ブログ内容は生活雑記が一番ふさわしい。そんな中でいろんなサイトを見てきたが、どうしてもわたしの嫌いなブログがある。
WEBの世界は、アナログを第一として、やはりデジタルはあくまでも表現の手段であるべきである。映像や画像、また印刷物でものを知った気になるのは、現実の日常の生活とはちょっと違う。仮想的であり、頭のみの知覚で、単に忙しく賢こぶっているだけだ。本当は、自らの五感で体験することがなにより貴重なものだ。
結論としては、やはり、どんなことでもそうであるが、オリジナリティがあるブログが素晴らしい。
具体的には、現役引退しリタイアしてから写真に興味を持ち日曜カメラマンになり、その発表している投稿画像、とその知ったかぶりなキャプションである。きついことを言うようだが、多分、色々調べてUPした当人もそれっきりでその内容を忘れるだろう。
それに加えて、Web上のブログ版百科事典と称される、Wikipediaサイトへの盲信がある。内容は剽窃そのもの、カットアンドペーストの成果であり、専門領域を詳らかに解明したものとは程遠い。今は、怠惰な現代人に、こんなアメリカ発のアイデアがたまたま便利さで受けているに過ぎない。一見、オーソライズされているようだが、信憑性は少ない。
また、芸能人の人気維持のためのブログである。
以下は、嫌悪するワースト10です。
1. 無味乾燥な内容のもの。人の意見を上手にロジックとテニヲハを使いまとめたサイト。
2. おしゃべりめいた人畜無害、愚にもつかないもの。そんなものは普通の日常会話ですむ。
3. 啓蒙めいたもの。新聞記者や学者やまたは役所の文化や教育関係者上がりの目線の高い記事。
4. 蘊蓄を傾けるもの、披露するもの。わたしにとってもっとも忌避するタイプ、なぜならその内容が、ほとんどは言行不一致に無頓着だからである。
5. いちゃもんをつける目的のもの。思わず感情的に反応してしまうが、冷静になるとその思考パターンが面白い。一過性の内容。普段でもよく見聞きする、クレーマーまがいの小言幸兵衛か小心翼々の性格の持ち主だ。
6. ブログに限らないが、記事の剽窃はマナーも出典を明示せず、カットアンドペーストで作る。安易な情報源からの知識の受け売りサイト。ひょっとして、世間ではこの例が一番多いかもしれない。おもなところで、企業でいえば設計・企画・営業部門の資料作成用、それに大学生諸君の論文などの作成用にだ。
7. 社会常識の欠けたもの。
8. 自分の製品のみが一番いいと思いこんでいるもの。まあ、いづれ淘汰されるでしょうが、商売センスのないもの。
9. 断りもなしに他人の記事を引用し自動編集するもの。WEB上で商売でもなんでもできると思い込んでいる下劣なサイト。
10. 政治的、宗教上の主張。もう言うまでもない、ある意味で時間の無駄。
以上、言いたい放題で恐縮。たまにはいいでしょう。どうぞ、皆さんもこの悪口にご参加ください(?!)。申し遅れましたが、この画面の左側のブックマークのブログサイトはわたしにとって理想とするサイトです。ぜひとも、クリックしてみてください。