うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

わが家の柿の実

2010年11月01日 04時36分02秒 | ガーデニング・庭づくり
          

 わが家には一本の柿の木がある。今は、葉の目の覚めるような紅葉は未だしの観がする。わたしは朝起きると、路上の手のひら大の柿の葉を一枚一枚拾い集めるのがこの頃の日課だ。そのまま放置すると滑るし、なによりも大きすぎて外観がよくないし近隣にいらぬ迷惑をかける。
 しかし今年は、肝心の柿の収穫量が少ない。果樹特有の隔年結果性の生理現象とは分かっているが、それにしても少ない。今年は、たったの5個である。
 昨年の秋にわたしにしては珍しく本格的に造園的な基本剪定したせいとばかりはいえなさそう。(ちなみに、これは、樹形や樹姿を整えるためで結果枝をえらんだ果樹の整枝剪定ではない。)多分植わっている根元の地盤の落ち葉などの積んだ腐葉層を剥いできれいにしたり、化成肥料のグリーンパイルの施用を怠ったりしたせいもありそうだ。
 植えて20年ぐらいになる。信じられぬかもしれないが多い年で確か260個も稔ったときがある。なんども、‘正’の字を書き込んでカウントしたのだから間違いはない。わたし自身も目を丸くしたものである。そこで、わたしたち家族は処分に困り、隣り近所やボランティア活動先、会社などの仕事先に毎日のように配ったものだ。
 実は、知られていないわたしの特技は包丁を使った果物の皮むきだが、その頃、提供先の目の前で手際良く剝いて食べてもらうのが無上のよろこびだった。どうもそれは、耕作と栽培を生業とするわたしの生まれついての百姓根性のなせる性らしい。
 とはいえ、今年も、果実の大きさはこの品種、 <甘百目>特有の大きさで、ほぼ林檎大である。
 今回はなんとなく貴重に思えて、1個をもいで殊勝にも仏壇に飾った。
          

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