vagabond moon

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春だというのに。

2008-03-02 20:36:38 | 人間は考える葦である
 家から駅までの間に100メートルほどの桜並木があった。今年も咲くのを楽しみにしていたのだが、切株だけ残して全部ごらんの有様。桜の悲鳴が聞こえるようだ。

 いろいろ事情はあるのだろうが、何とかならなかったのか。

 昨年、役人に家の前の都道の拡幅工事の計画の説明を受けたことがあったが、あまりに簡単に樹木の伐採の話をするので驚いたものだ。

 豊かな街。それぞれ理想は違うだろう。だが利便や効率の名のもとに身近な緑が失われてしまうのは、俺好みではない。

 だいたい切ないじゃないか、あの桜並木がもう無いなんて。