vagabond moon

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岩手山。

2009-06-18 06:10:16 | 人間は考える葦である
岩手シリーズをもう一題。


深い緑と残雪の岩手山。

小学生の時に青木君といっしょに登ったが、
キツくて楽しい山行だった。


岩手の自然にふれるたび思うのは、
それを心から愛した、
宮沢賢治のこと。


県内のあちこちに、
賢治の足跡が残っていて、
目を細めながら、
景色を眺めていたであろう、
彼の横顔がしのばれる。


風が吹けば又三郎、
星の夜にはカンパネルラ。


賢治が残してくれた作品は、
岩手の風土と寄り添いながら
やさしく輝いている。