ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

オレチャンネル第99回~メカンダーロボ第34話~

2009-10-29 23:38:25 | ロボットアニメ系
メカンダーロボ:第34話 大将軍オズメルの最期

-あらすじ-
防衛軍のコンギスターへの総攻撃が始まり、その勢いに次第に劣勢になっていくコンギスター軍団。ヘドロン皇帝からの指令により防衛軍よりキングダイヤモンドを討つことを優先するオズメル。オズメルは空中要塞都市を操りキングダイヤモンドに襲い掛かる。激しい戦いを経て空中要塞都市に入り込み、内部から攻撃を仕掛けるジミーたち合身戦隊。そしてついに空中要塞都市を破壊することに成功する。ジミーは空中要塞都市の残骸の中に生き残ったオズメルを見つけ、一騎打ちを挑みついにオズメルを倒すのであった。

-感想-
最終決戦なのにものすごい駆け足。正直言うと話は破綻してます。

作画も使いまわし、新作部分も画の枚数が足りないから紙芝居状態。

セリフも状況にあっていないなど決して質は高くない。

でも、何か執念というか、熱意というかそういう思いだけはビシビシ伝わってくる回でした。

もちろんワタクシが制作事情を少し知っているからということもあるでしょうが、最後まで作品をつくるという思いはその線の力強さからは誰にでも伝わったと思います。

☆今回の見所、つっこみ所☆

見所はジミーとオズメルの一騎打ちのシーンでしょう。

ロボで攻撃すればいちころのところ、あえて一騎打ちを挑み倒すことで母メデューサやガニメデ星人の恨みをはらそうとするところに男気を感じます。

そして、見事に討ち果たすのです。

こうなると分かっていてもこのシーンにはカタルシスがあります。

こういうシーンが一番燃えてしまうワタクシはやっぱり好戦的なヤツなんでしょうかね~。

でもこの後のシーンがもっと印象的でした。

オズメルを倒して、ボッソリ一言「これで平和がくればいいが・・・」

とあんまり嬉しそうじゃないんですジミーくん。

ジミーも戦いの空しさをよく理解してるってことなんでしょうね・・・。

この辺がなんとも生々しいというか、リアルというか。

メカンダーロボのコンセプトの根底にある現実味みたいなものは最後までちゃんと貫かれていてよかったですね。

それから、決戦ということもあって防衛軍が活躍します。

メカ獣・メカキジダーを戦闘機3機による特攻攻撃通称”B作戦”にて撃破!

メカンダーロボに頼らずですよ。これはスーパーロボットアニメでは快挙ですよね~。

ウルトラマンで防衛隊が怪獣倒しちゃうのと同じですからね~。

それもパイロットは直前に脱出していますのでただの”カミカゼ”ではなく、ちゃんと用意された”作戦”だったワケです。

戦いを重ねればどう戦っていくか研究していくのが現実の世界ですが、これをちゃんとやってるんですね~。

こういうところにも”リアル”へのこだわりが感じられますね~。

それから、それからつっこみはまぁ相変わらずたくさんありますよ~。

まず予告と今回の内容が全く違う(情報提供のmithukiさん、ありがとうございます)。

予告ではジミーがオズメルに捕まって処刑されそうになるわ、そのときにコバンザムを”ぶち込まれ”そうになるわってな話なんですが、本編は全くちがう内容で実際はあらすじに書いた通りでした(これはこれで見たいな~)。

まぁね~、制作側が混乱してますから、急遽脚本や筋が変わったんでしょうけどね。

今回の詰め込み方からすれば2話くらいかける予定だったんではないかと邪推しています。

それから、オズメルとの一騎打ちの前にメカ獣”宇宙サソリロボ”との戦いがあるんですが、ここがシンドイ。

まず宇宙サソリロボのデザインが最後の敵にしては華奢でかっこ悪い。

針金みたいだもんな~。





それに作画がひどくてまるで紙芝居、それにアフレコもメチャでした。

セリフでは「メカンダーフレイム」と叫んでるのに相手の攻撃を盾防いでます。

それに画面もね、光線技のハズが炎になってます。

こういうところを見つけるとやっぱり痛々しいですね・・・。

でもワタクシ、心根が醜いからすぐ見つけちゃうんですね。

ファンの方、傷口に塩を塗りこむようなマネをして申し訳ありません。

合身戦隊メカンダーロボ DVD-BOX

video maker(VC/DAS)(D)

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次回がついに最終回です。

長かったメカンダーロボも次回が最終回です。

最後も気合を入れて頑張ります!

そういえば終盤で血まみれの山本長官らしき人が炎の中に倒れているシーンが出てくるのですが、もしかして戦死なさったのでしょうか?

劇中で説明なかったからどうなんでしょ?

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スーパーマンでガッカリ~

2009-10-29 23:21:49 | アニメ・特撮系
こないだダイソーで買ったアニメ『スーパーマン』。

かなりガッカリでした。

英語(原音)と日本語吹き替えと両方収録されているんですが、日本語吹き替えが最悪でした。
まず、演技がかなり下手。しかも発音やイントネーションが怪しい。

それから翻訳が直訳しすぎてわかりづらいばかりか、尺を考えて翻訳(または意訳)してないからすごい早口になったりして聞き苦しい。

ここまではね、200円のアニメだからしょうがないかな?と済ませてしまえるんですがなにより最悪だったのが"とちったところ"そのままにして出荷してるんですもん。

見る限り一カ所ではあるんですが、エピソードの冒頭部分なんで集中してるからすぐ気づいちゃう。

まぁ、DVDを取り外す時にパッケージの固定部分が壊れてしまった時点で嫌な予感はしていたんですが・・・・。

アニメの内容そのものは勧善懲悪、今では当たり前のSFヒーローものなんですが、作画なんかはすごくてやっぱり宮崎駿監督がお手本にしただけのことはありますね。

このフライシャー版のスーパーマンって70年近く前のアニメなんですがそんなに古いということを忘れて楽しめます。

特に二番目のエピソードはロボットが銀行強盗する単純な話なんですが、そのロボットが"ラムダ兵"ソックリ。

ラムダ兵ってのはルパン三世の第二期最終回(宮崎駿演出回)にでてくるロボットのことで、ラピュタにも出てくるのでコッチの方で知っている人の方が多いかも?

デザインはさておき銀行を襲うシーンや動きなんかが本当によく似ています。

それもそのはず宮崎駿監督はルパン三世を演出する際にこのエピソードをお手本にしたそうです。

そういう意味でもアニメ史にも残る名作なハズなんですが、日本語吹き替えがダメすぎて興ざめです。

それに吹き替えがダメすぎるが故にこのアニメそのものの価値が下がってしまわないか心配です。

パブリックドメイン(著作権が消滅した作品のこと)作品ってことで作品そのものにはコストがかかってないのはわかりますし、ダイソー向けに安価で販売したいのはわかりますが、販売にオッケーを出した人は中身をちゃんと見たのだろうか?絶対してないと思います。

もしダイソーの関係者の方がいらっしゃったらその部分だけでも収録し直して再販してくれるようにかけあってください。

こんな思いをするのはワタクシだけで十分ですから・・・・・。

フライシャーのスーパーマン(2)「The Mechanical Monsters(1941)」


youtubeの吹き替えのバージョン違いが落っこちてました。

正直これでもヘタなんですが、まだまだマシです。

新聞のシーンに声が入ってますからね。

実は数年前にVHS版のスーパーマンを¥100で購入したこと(今回もお店ではうってましたね)があってソッチがちゃんとした声優さんを使っていたから吹き替えでこんなにガッカリするとは思っていなかったんですよね~。

でも動きとかすごいでしょ?1941年のアニメなんですよ。

だれかデジタルリマスターして巧い声優さん使って商品化してくださいな。

お願いします。

ところでVHS吹き替え版をニコニコ動画で発見。

スーパーマン 謎の現金強奪ロボット(日本語版)


画質が超悪いな~。でもコッチが一番まとまってるなぁ~。

「鳥だ!」ってところがもしかして神谷明?

ナレーションは小林修?(ゴーショーグンのサバラスの人)と大川透?

見比べてみてね。

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